近年、アナログレコードが再評価され、世界的にブームとなりつつある。レコードにしか出せない柔らかいサウンドを家で楽しみたい人、CDJ・PCDJだけではなくやはりアナログでプレイしたいという若い世代のDJも増えているようだ。そんなニーズを受け、Pioneer DJより、高品位なアナログレコードサウンドを楽しめ、かつDJプレイ可能なダイレクトドライブターンテーブル「PLX-500」が発売される。

PCとUSBで接続すればレコード音源をデジタル化できる

2014年、パイオニアとしては30年ぶりのターンテーブルとして発売され世界中のプロフェッショナルDJ/クラブから高い評価を受けた「PLX-1000」。このモデルの音質設計思想とデザインを踏襲し、価格を抑えて幅広い層に楽しめるようにしたのが、9月に発売される「PLX-500」だ。

PHONO出力に加えLINE出力に対応、パワードスピーカーと直接接続するだけで音楽再生が可能。

さらにUSB-B端子を搭載しており、パソコンに接続し無償アプリ「rekordbox」を使用することで、アナログレコード音源をデータ化して録音できる。

ハイトルクダイレクトドライブ方式を採用しており、DJプレイにも対応。2台の「PLX-500」とDJミキサーを組み合わせると、楽曲のミックスやスクラッチなども可能に。

さらに「rekordbox dvs」対応のDJミキサーと組合せControl Vinylsを使用すれば、PC/Mac内のデータ音源をDJプレイできるようになる。

レコードジャケットを立て掛けられるダストカバー付き

 

カラーはブラック・ホワイトの2バリエーション。価格は4万円前後。自宅で使いたい人もDJ機材として使いたい人も、これは注目だ。

「PLX-500」>> http://www.pioneerdj.com/ja-jp/product/turntable/plx-500/

(文/&GP編集部)