マンチェスター・Cに所属するコートジボワール代表MFヤヤ・トゥーレが同クラブに残留する可能性が高まっているようだ。イギリス紙『デイリーメール』が27日に報じている。

 報道によると、インテルや中国クラブからの関心を報じられているトゥーレが、マンチェスター・C残留を希望している。同選手の現行契約はあと1年で満了を迎えるため、契約を全うする形で来シーズンまでプレーし、来年夏に改めて去就について検討するものと見られている。

 2日付のイタリア紙『トゥットスポルト』によれば、インテルがトゥーレの獲得に興味を示し、現状の年俸額1100万ユーロ(約12億4000万円)に近い条件での2年契約を提示する見通しとなっていた。今回の『デイリーメール』の報道でもインテルからの関心が伝えられているが、トゥーレはマンチェスター・C残留を望んでいるようだ。

 なお、同選手については中国スーパーリーグのクラブからの関心も報じられている。同紙は具体名こそ挙げていないものの、週給24万ポンド(約3300万円、年俸換算で約17億2000万円)という巨額オファーが準備されている模様だ。

 トゥーレは1983年生まれの32歳。コートジボワールとベルギー、ウクライナ、ギリシャでのプレーを経て、2006年にモナコへ移籍した。2007年7月にはバルセロナへ移籍し、2008年に就任したグアルディオラ監督の下でもプレー。2010年からはマンチェスター・Cに所属している。今シーズンのプレミアリーグでは32試合に出場して6ゴールを記録した。