これまでツイートに添付できる動画は最大30秒でしたが、今年に入り動画ツイートが50%も増加している状況を受け、より幅広い表現が可能になる140秒まで動画尺が延長されました。iOS/Android用アプリおよびウェブ版で利用できます。
動画広告については従来どおり最長10分までの動画を使用することができます。

動画の全画面再生や“おすすめ動画”機能も

またタイムラインに流れてきた動画をタップするとフルスクリーン再生になり、その下におすすめの動画が並ぶ機能も近日中にローンチされるとのことです。Facebookのおすすめ動画とほぼ同じ見え方ですが、Twitterでは今のところ動画広告は挿入されないようです。

Explore more videos and Vines that are lighting up Twitter. Our new viewing mode will let you watch more with a tap. pic.twitter.com/XyBaes37T7

- Twitter Video (@video) 2016年6月21日

企業としては、おすすめ動画機能を通して、より多くの動画コンテンツがユーザーに視聴される可能性が高まるとみて良いでしょう。プロモビデオ(動画広告)として配信した動画であっても、おすすめ動画で視聴されたものに関しては課金対象にならないのも嬉しい点です。

Vineでも140秒動画が登場

Twitter傘下のVineは6秒という短尺動画のループ再生が特徴ですが、Vineでも140秒までの動画を視聴できるようになります(140秒動画を投稿できるのは、現時点では一部のクリエイターのみ)。6秒のループ再生というスタイルは変わらないものの、動画の右下に表示される「WATCH MORE」をタップすると長尺動画に切り替わるという仕組みです。

例えばインパクトの強い6秒動画で視聴者の関心を引き、タップさせて長尺ストーリーを届ける、といった使い方も可能になります。これまで6秒という制限があったからこそ独特のクリエイティブが生まれきたVineですが、長尺動画というオプションが加わったことで、また新しいスタイルのクリエイティブが登場するかもしれません。