[画像] 和の文化を贈る。お香ブランド「Juttoku.」が「裏参道ガーデン」に2号店をオープン

表参道駅の北東エリアにある「裏参道ガーデン」って、知っていた? こちらは2016年3月2日(水)に誕生したばかりの施設で、“日本文化を体験”をテーマに集められた8軒が揃うとか。1952年に建てられた古民家をリノベーションした空間は、洗練されていながらホッとできる心地よさもあって魅力的。

粒揃いの店舗の中で特に注目なのが、2016年4月2日(土)にオープンしたお香ブランド「Juttoku.(ジュットク)」の2号店。“日本に置ける香の歴史のはじまりの地”ともいわれる淡路島の職人が、天然の香料のみを材料に一つひとつ丁寧に作っているとか。

「裏参道ガーデン店の限定品として、6種類の『刻み香』(10g2160円〜)を用意しました。『沈香』や『白檀』などの香木を刻んだもので、 炭などの火種にくべて自然そのもの香りを贅沢に聞き、心を落ち着かせることができます」と、広報担当の井口さん。
同ブランドの人気商品といえば、なんといっても和菓子のような形が愛らしい「印香」があげられる。こちらは香木や香原料を粉末状にして調合し、型に押し固めて乾燥させたもの。飾るだけでほのかな香りを楽しむこともできるし、香炉に入れて焚いたり、エッセンシャルオイルをたらしてディフューザーとして楽しんだり…さまざまな使い方ができるそう。

「置いておくだけでも、風とともにふわっと甘く優しい香りを放つ印香。リピーターの女性のお客様からは、『ワークデスクの上においているのですが、フワッと優しい香りで癒され、心がゆるみ自然と笑みがでます』などのお声を、多数いただいております」(同)

松や竹、サクラや蓮などをかたどった「印香」はそれぞれに吉兆の意味が込められているとか。中でも、不老長寿を示す「松」、開運のしるしとされる「竹」、大願成就を意味する「梅」を詰め合わせた「印香 松竹梅」(3個入り2678円・写真)が不動の人気とか。このほか、愛や感謝のしるしとして、真っ赤なハートを3つ並べた「印香 心」(2450円)も気になるところ。


「松」「竹」「梅」「桜」「菊」「撫子」「蓮」「蓮の葉」の8種類は1個ずつの販売も(各864円)。桐でできた箱に詰められているから、気軽なギフトにもぴったり。

「定番商品では、5種類の香りが揃う『スティック香』(各1944円・香り8種)も好評いただいております。特に、清らかで凛とした蓮の花をイメージした『蓮凛』が特に人気ですよ」(同)


また、立体的に仕上げられた「姿香」は、開発に1年以上の時間をかけたという自慢のアイテム。写真左から、清楚で上品な香りの「姿香 蓮」(3240円)、 しつこくない甘さの裏に渋い香りを放つ特有の高貴な香りの「姿香 狛犬」(5940円)、可憐な甘い香りの「姿香 桜」(価格未定)。置いておくだけで穏やかな香りが広がるので、玄関やバスルームにお守りとして配しておくのもいいかも。


お香について深く知りたい女子は、毎日4回開催している「お香づくり」体験会(3240円)に参加してみて。ここでは約60分の所要時間で9種類の香原料を調合し、印香やコーンタイプのお香、スティック香を作ることができるとか。各回2名限定で事前予約が必要なので、興味が湧いた女子は同店の公式サイトから申し込みを。


茶室をコンセプトにしたという店内には、「吉野杉」の一本木を贅沢にあしらい、季節の花を生け、日本の四季が感じられる空間に。古からの香の文化を生活に取り入れて、心穏やかなひとときを楽しんで。