モデル西内まりや(21)が、8月25日に開催されたファッション誌『Seventeen』(集英社)のイベントに出席し、同誌で約5年に渡って務めた専属モデルの「卒業式」を行った。西内はこれまでを振り返って「今はありのままの自分」と涙ながらに語ったが、ネットユーザーからは「何を一番したいのか絞らないと今のままではダメな気がする」などと、手厳しい声が上がっている。

 2007年からローティーン向け雑誌『ニコラ』(新潮社)でモデル活動を始めた西内は、同誌を2010年5月号で卒業した後、同年7月号の『Seventeen』から専属モデルに。モデル業をこなす一方で、2008年のドラマ『正義の味方』(日本テレビ系)で女優デビューを果たすと、その後も度々ドラマに出演。今年7月からは『ホテルコンシェルジュ』(TBS系)でプライムタイム枠のドラマ初主演を務めているほか、11月には初主演映画『レインツリーの国』の公開も控えている。さらに、2014年には「LOVE EVOLUTION」で歌手デビューし、同年の第56回日本レコード大賞で最優秀新人賞を受賞した。

俳優の城田優との熱愛報道もあったばかりだが……

 そんな幅広い活躍を見せる西内だが、10月1日発売の『Seventeen』11月号をもって卒業をする。今回行われた卒業式には『ホテルコンシェルジュ』で共演中の俳優・三浦翔平(27)もサプライズで駆けつけ、西内に花束を贈った。西内は「5年前に初めて登場した時は、とにかく自信がなかった」と、当時の苦悩を明かしつつも、「今はありのままの自分でここに立てている気がする」と前向きにコメント。また、自身が3日前から作詞作曲し、当日の朝に完成したという“卒業ソング”にその場で「宝物」とタイトルを付けて初披露し、「思い残すことはありません。これで旅立ちます!」と挨拶した。

 最近ではバラエティ番組などでも涙を見せることが多い西内は、自身の卒業イベントでもやはり号泣してしまったが、ネット上では、

「なんだかよく泣いてるイメージになってきた」
「どこかわざとらしいというかあざとい感じに見えてしまう」
「確実に出来る仕事が減ったんだもん、泣くよ」
「モデル、女優、歌手…色んなことに手を出し過ぎてる感じは否めないね」
「何を目指しているのかが良く分かりません」
「何もかも中途半端」
「これからこの娘はどうなるんやろ?」

 など、批判コメントが飛び交っている。『ホテルコンシェルジュ』も初回平均視聴率は9.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)とまずまずの発進だったが、18日放送の第7話では6.7%にまでダウン。また、西内の多岐に渡る活動が仇となり、ネットでは以前から「ごり押し」と反感を買っていた。しかし一方では、

「一生懸命やってるし応援したくなる」
「久しぶりに可愛くてスタイルいい子だなあと思ったので、個人的には女優さんとして頑張って欲しい」
「泣くのが多いところを見るとメンタル弱いのかなーと心配」

 といった応援コメントや心配の声も。また、西内は4月に俳優・城田優(29)との熱愛報道が浮上していたため、今回専属モデルの契約が終了したことで「コレで、城田に会う時間ができるか?」とスケジュールの緩和がプラスになるという意見も見られた。

 西内にとって長年務めてきた仕事から離れるのは泣くほど寂しいかもしれないが、今後は無理のないよう仕事もプライベートも充実させられたら、成長の糧にできるかもしれない。

(文/一樹守)