カシオ計算機は22日、デジタルカメラ“エクシリム”の新製品として、撮影した画像を自動的にスマートフォンに送ることができる「EX-ZR3000」、「EX-ZR60」を31日より順次発売すると発表した。

 「EX-ZR3000/ZR60」は、Bluetooth low energy technology(Bluetooth Smart)とWi-Fiによる接続で、カメラのシャッターを切るだけで撮影した画像を自動でスマートフォンに転送できる「エクシリム オートトランスファー」に対応している。スマートフォンで撮影したときのような感覚で、手軽にSNSへの投稿や知人との共有が可能である。

 「EX-ZR3000」は、高速連写に適した1/1.7型裏面照射型のCMOSセンサー、広角25mm、光学12倍ズームレンズを搭載し、動きの早い被写体や夜景などの撮影を得意とする。

 「EX-ZR60」は、窓際で撮影したようなイメージの「ハイキー」、柔らかな雰囲気の「フォギー」など、5つのアート効果をモニターで確認しながら撮影できるセルフィーアート機能が特徴。

 また、カメラの電源をオフにしたままスマートフォンからカメラを起動したり、カメラ内に保存してある画像の閲覧、コピーも可能。両モデルとも、液晶画面が180度開くチルト液晶や、縦に構えたときに便利なレンズ横のフロントシャッターと通常シャッター、2つのシャッターボタンを備えている。価格はオープン。