現在絶賛上映中の『バケモノの子』公開記念3週連続スペシャルと題して、7月17日に「金曜ロードSHOW!」で放送された細田守監督作『時をかける少女』。放送中もネット上では作品に対しての熱い想いや自論が乱れ飛び、盛り上がりを見せたが、最後の最後で視聴者全員が大ブーイングを起こし大きな話題となっている。

その理由はエンディング曲のカット。
奥華子「ガーネット」がまるまるカットされていることを知ると、「えっEDなし」「ガーネットこねええ」「ed ターミネーター」「エンディングで泣かせる作品でエンディングカットw」と満場一致のブーイング。その後も「ガーネットの無い時かけなんてルーの無いカレーみたいなもん」「エンディングが本編なのに」と激しい罵倒は続いた。

作品の余韻に浸る部分でのキラーソングともいえる「ガーネット」。視聴者の中には「なんだろこんな映画だったっけ 記憶の中でかなり美化されてたのか、ガーネット補正だったのか」という意見が出たり、「歌がある程度内容のわかりにくいところ補完してる説」という言葉どおり、EDで流れる曲が何らかのメッセージを発している場合もあるので、無闇に番組の構成上とはいえカットするというのはいただけないということだろう。

それにしても『時をかける少女』から次週『ターミネーター』に気持ちをシフトチェンジするのは、いくら器用な人間でも中々難しいのは確かだ。

この後も「ガーネット」に対する反動で、YouTubeをはる現象などもネットで見られたが、現在無料期間中の音楽配信サービス「Apple Music」でも、今日午後の時点でも検索に"奥華子""ガーネット"が上位ランク入りするなど、エンディングカットの怨念は今も続いている。

https://youtu.be/X_Irpw_LL2o


https://youtu.be/tBIKNoNM0to


■参照リンク
・『時をかける少女』公式サイト
http://www.kadokawa.co.jp/tokikake/
・「金曜ロードSHOW!」公式サイト