博報堂生活総合研究所は10月28日、生活者が選ぶ「2017年ヒット予想」を発表した。調査は9月30日〜10月5日、首都圏、京阪神圏の15歳〜69歳男女1,008人を対象にインターネットで行われた。

新聞・雑誌・Webなどから、今年生活者が関心を示した、世の中で注目されたと思われる商品やサービス、コンテンツ、出来事など約400事例を収集。うち、生活者への事前調査などで絞り込んだ80項目について調査したもの。

「2017年ヒット予想」ランキングは、1位自動運転システム搭載車、2位AI(人工知能)技術、3位格安スマホ、4位ドローン、5位ネットスーパー、6位ふるさと納税、7位電気自動車、8位インスタグラム、8位訪日外国人観光客、10位仮想現実(VR)、11位USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)、12位暮らしの支援ロボット、13位自動翻訳技術、14位企業のポイントサービス、15位イートインスペースのある店、16位IoT(Internet of Things)、17 位空き家リノベーション、民泊、19位スーパーやコンビニのPB惣菜、シニア向け家電、21位シェアサービス、22位電子書籍、AR(拡張現実)ゲーム(ポケモンGOなど)、24位TV番組の見逃し配信、おしゃれ駅ナカ、26位ワイヤレススピーカー、写真加工アプリ、電動アシスト自転車、29位在宅勤務、30位4Dシアター。

2017年ヒット予想のキーワードとして、同研究所では「サンキュー・テック」を掲げている。ランキングでは、生活者を「補助」「代行」「拡張」など多様に支援してくれる"生活者支援系テクノロジー"が上位に挙がっており、これからの時代に生活者が求めるテクノロジーをこのように名付けたという。

なお「2016年ヒット商品」ランキングは、1位リオ五輪、2AR(拡張現実)ゲーム(ポケモンGOなど)、3位ドローン、4位君の名は。、5位インスタグラム、6訪日外国人観光客、ふるさと納税、8位格安スマホ、9位USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)、10位シン・ゴジラ、11位自動運転システム搭載車、12位AI(人工知能)技術、13位写真加工アプリ、14位民泊、笑点、16位家庭向け電力小売り自由化、17位仮想現実(VR)、伊勢志摩、19位ネットスーパー、20位スターウォーズ、21位フルーツ入りグラノーラ、おそ松さん、23位フリマアプリ、新幹線ネットワークの拡充、25位豪華観光列車、企業のポイントサービス、27位電気自動車、28位電子書籍、29位シェアサービス、30位スポーツクライミングだった。