圏央道・久喜白岡JCT〜大栄JCT間の4車線化について、NEXCO東日本が国土交通大臣から事業許可を受けました。供用開始に向け整備が進められます。

久喜白岡JCT〜大栄JCT間の4車線化、事業許可

 NEXCO東日本は2018年3月30日(金)、圏央道・久喜白岡JCT〜大栄JCT間92kmの4車線化について、同日に、道路整備特別措置法第3条に基づき国土交通大臣から事業許可を受けたと発表しました。


圏央道の久喜白岡JCT〜大栄JCT間が4車線に(画像:NEXCO東日本)。

 圏央道は、東京都心からおおむね半径40〜60kmの位置を環状につなぐ総延長約300kmの自動車専用道路です。2017年2月に茨城県内の境古河IC〜つくば中央IC間が開通したことで、東名高速から東関東道までの6つの放射道路を結ぶ道路になりました。

 しかし東北道〜東関東道までの久喜白岡JCT〜大栄JCT間は暫定2車線(片側1車線)で整備されていることもあり、朝夕を中心に混雑や渋滞が発生しています。同区間の4車線化は、2022年度から2024年度にかけて順次使用が開始される計画です。

 なお、千葉県内で未開通の大栄JCT〜松尾横芝IC間18.5kmは、すでに本体工事に着手済み。用地取得などが速やかに完了すれば、2024年度に開通する見込みです。

【画像】暫定2車線で開通するも4車線化を想定


暫定2車線で開通した際の、境古河IC〜つくば中央IC間の標準断面図(画像:NEXCO東日本)。