「ベッキー休業」──スポーツ新聞各紙が不倫騒動の渦中にあるベッキー(31)の芸能活動休業を報じた。所属事務所のサンミュージックから「心身ともに壊れる寸前」との理由で、各テレビ局に休業を申し伝えたとしている。現在、都心の自宅で療養中とされるベッキーには、母親が付きっきりで看病しているとの報道もあったが、「それは嘘ではないか」と、ネット上で大炎上している。

実は母親はバカンス中だったことが判明

 出演していたCMすべての降板が決まり、テレビ・ラジオのレギュラー11本のうち7本の出演見合わせが決まった。レギュラー番組の一つ、1月31日放送の日本テレビ系「世界の果てまでイッテQ」では、「1月26日に収録したものです」というテロップが流れていた。

 1月28日のスポニチでは、ベッキーの休業に際し、

「ベッキーは食欲がなく、眠れない状態が続いている。母親がつきっきりで看病している」

 と関係者による証言を伝えている。しかし、ネット民の“調査”により、この証言は「辻褄が合わないのでは」と疑問視されているのだ。

 タレント・キンタロー(34)は、1月23日、TBS系「中居正広の金曜日のスマたちへ」の収録でベッキーと共演。1月28日の記者会見で、収録時のベッキーの様子を「元気印だった」と話している。このエピソードだけを聞けば、ベッキーは「騒動の中、プロとして気丈に振舞った」と評価しても良いだろう。

 しかし同じく1月23日、ベッキーの両親は海外で、ベッキーの妹のダンサー、レベッカ・レイボーン(30)の彼氏、Jim Nowakowskiさんと会っていることが判明した。Nowakowskiさんのツイッターには、満面の笑みを浮かべているベッキーの両親の写真が掲載されている。

「つきっきりの介護が必要という割には、海外でくつろぐ両親のふるまいは緊急性を感じさせません。看病報道は、関係者が流してスポニチに書かせたリークなのではと受け取られ、炎上しているのです。今のベッキーは何をやっても裏目に出てしまう」(芸能関係者)

 不倫騒動で燃え盛る火に、さらに油を注いでしまった形になってしまったベッキー。かつてはクリーンなイメージから、「アメトーーク」で「ベッキーすごいぞ芸人」が放送されるほどだったのだが……。

 今や、ベッキーのピュアな姿を信じる人は誰もいなくなったに等しい。果たして、休業から復帰できるのか。

(文/春山修司)