台風10号は、紀伊半島の南の海上をゆっくり進んでいます。この海域の海面水温は29度以上と高いため、台風はこのあとも海面から水蒸気を補給され、北上に転じて予報円の中心を進めば、大雨の原料であるエネルギーを補給した状態で北陸地方に近づくことになりそうです。台風が熱帯低気圧に変わると、その時点で進路予想は終了