静岡大学などが開発した植物活性剤「サーモザイム」が、地球温暖化に伴う高温障害の回避に幅広い作物で効果があると分かってきた。同剤は野草のタケニグサから抽出した成分のサンギナリンを含み、高温に強くなるタンパク質(HSP)の生成を促す。販売する土壌改良資材メーカーの富士見工業などは、作物の葉や栽培土壌に