残業や飲み会などで帰宅が深夜になったときって、家に帰り着くまで後ろから歩いてくる足音が聞こえてくるだけでも怖いと思う女性は多いと思いますが、そんなときに取るべき対処法を知っていれば少しは安心。今回は一人暮らしの女性が日ごろから気をつけている帰宅時の安全対策について聞いてみました。

■尾行されているかもと思ったらまっすぐ家に帰らない

・「後ろを何度も振り返って尾行されていると思ったら、家にまっすぐ帰らずコンビニなどに一度逃げます」(28歳/アパレル・繊維/事務系専門職)

・「コンビニに立ち寄る。帰り道を変える」(28歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)

・「交番のある方や人通りのある明るい道に回り道してでも戻る。コンビニに入って振り切る」(25歳/情報・IT/技術職)

本当に尾行されているのか確認するためにもいったんコンビニなどに立ち寄るのは良い方法。帰り道にはできるだけ明るくて人通りの多いところを選ぶというのも大事ですね。

■すぐに110番できる状態で電話を持っておく

・「いつでも110を押せるように携帯を手にもって走る」(27歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)

・「ケータイで110にすぐかけられるようにしておく。いったんコンビニに逃げて誰かに迎えに来てもらう」(26歳/食品・飲料/営業職)

慌てるとすぐに電話をかけることもできないので、すぐに110番できる状態にして手に持っておくというのも良いですね。本当に危ないと思ったら迷わず警察に連絡をするのが一番です。

■携帯で話している振りをしながら歩く

・「携帯で話しているふりをしながら帰る」(31歳/金融・証券/事務系専門職)

・「大きな声で誰かと電話しているように装うこと」(28歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)

・「途中で携帯を取り出し、誰かと会話しているように見せかける」(27歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

携帯で誰かと話している人をわざわざ襲う人はいないはずということで、実際に電話をかける人がいなくてもエア電話で話すという女性も。できるだけ大声で電話していることをアピールするように演技する必要がありそうですね。

■警戒していることをわからせる

・「すきを見せない。具体的には、速足で活発そうな雰囲気で歩くこと。おどおどしているのではなく、速足で。いきなり走りだすと、本当に尾行されている場合は危ない気がするので」(31歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)

・「ちらちら後ろを確認して、警戒しているふりを見せること」(31歳/小売店/秘書・アシスタント職)

相手にとって警戒心がない相手ほど襲いやすいものはないですよね。であれば、自分は警戒しているということをしっかりとわからせるような行動をとることも効果的。音楽を聴きながらふらふら歩いているような人は危なっかしいですよね。

本当なら深夜に一人で帰宅しなくても良いようにするのが一番ですが、そうもいかない場合も多いもの。最寄りの駅から自宅まで一番安全に変えられるルート、いざというときに逃げ込める場所などは日頃からチェックしておきたいですね。

(ファナティック)

※『マイナビウーマン』にて2015年2月20日〜3月2日にWebアンケート。有効回答数202件(22歳〜34歳の働く女性)
※画像は本文と関係ありません