みなさんFacebookはお使いでしょうか、近場の友達を探したり同級生と久しぶりに再会したり、中には昔の恋人を調べる人もいるでしょう。
リアルなコミュニケーションをネットでもできる便利なFacebookですが、気をつけないとあなたの個人情報がインターネット上に広まってしまう危険性を秘めています。
特にスマートフォンだけでFacebookを使っている方は要注意。今回はそんなFacebookを出来る限り「匿名」で使うための設定方法を伝授しちゃいます。
Facebookは実名主義
まずいきなり匿名を真っ向から否定してしまいますが、Facebookの基本理念は「実名主義」です。匿名は原則として許されておらず運営者側から注意やアカウントのロックを受けることもありますのでご了承下さい。
1.名前をアレンジする
Facebookを登録する時限定ですが、自分の実名をそのまま登録しないという方法がまず考えられます。
たとえば「佐藤 太郎」さんの1文字をアレンジするのです。
「佐藤」ではなく「加藤」にしてみる。「カトウ」とカタカナにしてみる。女性のかたなら昔の旧姓を使ってみるなど。
ただしあまりにありえないような名前ですとNGになる可能性もありますのでご注意を。
2.設定を変える
Facebookアプリからプライバシー設定を変更することで、自分の情報を検索されづらくすることができます。右上の三マークをタップすると設定画面に移動できます。ここの「プライバシー」をタップしましょう。
すると「つながりの設定」という画面に移動します。画面をスクロールさせて……
このうち、外部検索エンジンから私のタイムラインへのリンク、を「いいえ」になっているか確認。
これで名前を検索エンジンで調べられても自分のページが検索結果に表示されなくなります。
3.プロフィールに情報を入力しないFacebookでは基本データに苗字、名前、性別、職業、など細かな部分まで入力ができるようになっています。これらの情報を入力しないことで、仮に誰かがあなたのページを訪れても、個人の特定ができないようにするのです。
ただし極稀にFacebook上で「◯◯さんと知り合いでしたか?」「◯◯さんと同じ学校ではないですか?」といった質問が表示されますが、これに回答してしまうと情報が入力されてしまいますので注意しましょう。もし入力してしまったら基本データから削除する手間が増えます。
以上、簡単ではありますがFacebookを匿名に近い形で使う方法でした。
しっかりと対策していてもタイムラインをまめに書いているとバレルこともありますので、自分のことを知られたくない人はFacebookを使わないという選択肢もあるかもしれません。