10月27日(月)、ミズノ「JPX850シリーズ」の発表記者会見が品川プリンスホテルで開催され、契約プロの手嶋多一、武藤俊憲、小林正則、服部真夕、工藤遥加の5名が登場。ブルーの“ミズノカラー”のウエアに身を包み、新ドライバーの性能について語った。
 JPX850ドライバーのコンセプトは「飛距離性能を追求したフィッティングドライバー」。ロフト角調整機能により7.5度〜11.5度まで8通りのロフト角を選択でき、またウエイトセッティングで10通りの弾道を実現できる。8パターン×10パターンの80通りのセッティングが可能な、今までにない、まさに“フィッティングドライバー”だ。
 昨年からウッドビジネスの再構築を掲げているミズノ。1月に発売された前作は往年のプロ野球選手をPRに使い、話題に集めたが、今作は長年蓄積したフィッティングのノウハウを活かしたモデルを投入してきた格好だ。
 ミズノ契約の男子プロといえば、アスリートゴルファーに指示を受けるMPシリーズのイメージ。しかし今回の発表では、手嶋多一、武藤俊憲、小林正則の3選手も、“アベレージモデル寄り”のJPXシリーズを使っていくというから驚き。最近はキャビティアイアンを使用し、ドライバーも簡単につかまるものが欲しいと願うプロは多いといい、プロのニーズに即した上での判断だという。
 武藤は「打感がよく、非常に弾道が強い印象を持っている」、手嶋は「様々なフィッティングができる魅力的なクラブ」と好印象を語り、またいち早くテストしていた小林は「自分の最適な飛びスピンを得て、飛距離を伸ばしてもらいたい」とアピールした。
 今回の“ミズノブルー”のイメージは「FIRE BLUE(ファイアブルー)」。ゴルファーの情熱は、燃え上がる“赤い炎”ではなく、緻密なコース戦略と冷静さを兼ね備えつつ、勝利への熱い思いを表現する“青い炎”という意味だ。
 そんなカラーを纏って登壇した5名のプロに“今回のブルーのイメージを受けて、自身が冷静に燃えている場面はどこか?”と問うと、服部は「自分はプレー中にあまり感情を表情に出さないタイプ。このブルーのイメージが合う」、小林、工藤は「自分は熱くなるタイプ。このブルーのとおり、冷静に秘めたる闘志で頑張りたい」と語った。最後に手嶋が「ミズノの選手は、静かな選手が多いと皆さんに思われているかもしれませんが…僕も含めてね。」と会場を笑わせつつ、「でも“心の中は熱いぞ”と僕らの心境を代弁したイメージ。新クラブで優勝争いをしたい」と締めた。
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