西炯子原作の映画『娚の一生』の公開日が2015年2月14日に決定。あわせて特報映像とポスタービジュアルが公開された。

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『娚の一生』は、『姉の結婚』などで知られる西炯子による同名漫画の実写版。東京での仕事や恋愛に疲れ、祖母が暮らす田舎の一軒家で人生を見つめ直すことを決意した堂薗つぐみが、祖母の死をきっけに52歳の大学教授・海江田醇と共同生活を送ることになり、つぐみに好意を抱く海江田に対して次第に心を開いていく様子を描いたラブストーリーだ。

つぐみ役を榮倉奈々、海江田役を豊川悦司、つぐみの元恋人・中川役を向井理が演じるほか、安藤サクラ、前野朋哉、落合モトキらがキャストに名を連ねている。監督は、『きいろいゾウ』『100回泣くこと』などで知られる廣木隆一。

公開されたポスタービジュアルでは、つぐみの足に海江田がキスをするという原作にも登場するシーンを再現。オフィシャルサイトで公開された特報映像は、海江田がつぐみに覆いかぶさる場面をはじめ、2人の恋愛模様が垣間見える内容になっている。

さらに同作の主題歌にJUJUの新曲“Hold me, Hold you”が使用されることも判明。榮倉は同曲について「『余命1ヶ月の花嫁』以来、仲良くしていただいているJUJUさんとまた廣木監督の作品でご一緒できてとても嬉しいです。美しくて明るいメロディも、歌詞も可愛いくて素直な大人の女性の心が伝わってきます」とコメントしている。同曲の一部は特報映像でも確認することができる。

【榮倉奈々のコメント】
女性として、理想的な恋愛をしていくつぐみちゃんを羨ましく思う恋愛映画でした。

【豊川悦司のコメント】
足のシーンは印象に残ってます。僕自身はノーマルな方だと思うので、撮影時はとてもドキドキしました。

【廣木隆一監督のコメント】
生身の人間がやれば、リアルさが出ます。映像は空間の切り取りなので、光、風、空気が確実に生まれる。だからこそ、生々しい。足のシーンは、特にいい時間を狙って撮っています。その方が観ている側の想像力を掻き立てられると思いますから。

【JUJUのコメント】
大人たちに囲まれて幼少期を過ごしたせいか、同級生や歳の近い男の子よりも歳上の男の人に惹かれる私にとって、なんだか羨ましいなぁと思う映画でした。榮倉奈々ちゃんも豊川悦司さんもとても素敵で、あぁいいなぁーと溜息ばかりついてしまいました。そんな素敵な作品に音楽で参加させていただき、本当に嬉しいです。心が溶けるような恋......あぁ良いなぁー!!