二人はタッグを組んで男をどんどん落としていった。

ドラマ『ブレイキング・バッド』でも、ウォルターは科学の知識でドラッグを作り、相棒のピンクマンが売りさばく。二人は互いの足らない点を補いあう。




マナミが亜野芽と違うのは、お金持ちしか相手にしないこと。マナミには残された時間がもう無いからだ。

以前のマナミならばそんなことはしなかっただろう。しかし、覚悟を決めたマナミは男を手玉に取り、金持ち男を夢中にさせた。


問題は、この金持ちが悪い男だったことだ。

ドラマでも、麻薬で小金を得たウォルターは、さらに大金を得ようとして行動がエスカレートしていく。二人が作った純度99.1%のドラッグはドラッグディーラーの大物ボスをも夢中にさせた。そしてどんどん危ない状況に巻き込まれていく。




男はマナミを誘拐してもて弄んだ。




ドラマ「ブレイキング・バッド」でも、ウォルターは凶悪な取引相手から誘拐され、殺されかける。



マナミは一瞬の隙をついて首を絞め、お金を奪って逃げた。しかし男は意識を取り戻すと、いかにも被害者のように警備会社に電話をし、マナミは追われる身になった。




逃げ込んだスーパーで札束を隠した直後に、警備員はマナミを追いつめた。
「盗んだ金を返しなさい」
「私は何も持っていません」