日本でも高くなってきている離婚率ですが、イギリスでは離婚率が42%に達しています。失敗しない結婚や離婚防止のためにも、年長者の経験談に耳を貸してみましょう。やっぱりけんかするほど仲がいいというのは本当みたいです。

ジョセフ・リトルウッドさん(98才)とサリー・リトルウッドさん(99才)が出会ったのは81年前、結婚したのはその6年後で、今年結婚75周年を迎えます。彼らによると、成功の鍵はたくさん議論することだそう。

「口げんかはたくさんして、でも必ず仲直りするのを忘れないことね。人はけんかするものだけど、大切なのはそこから先に進むこと。たちどまっても意味はないわ」とサリーさんは話しています。

また、いまどきの男女交際の方法は、長続きする関係にはつながらないと、彼らは考えています。ジョセフさんは「昔はすぐに結婚することはなく、長い婚約期間に相手と知り合ったり本当に結婚したいのか考えたりする時間があったものです」と語っています。

サリーさんも、最近の若者は相手のことを愛しているのかわからないうちから同居しはじめているのだといいます。「最近みんな離婚ばかり。早く結婚してしまうけど、本当に欲しいものは手に入らないのだと思うわ」というのがサリーさんの意見です。

1933年に地元のダンスパーティーでであった彼らは、散歩に出かけ、ジョセフさんはサリーさんにチョコレートバーを買って気をひいたのだとか。ジョセフさんは裕福な家の息子でしたが、サリーさんの家はとても貧しかったそう。

それでも彼らは恋に落ちました。

戦争が始まる前に結婚しましたが、第二次世界大戦の間は6年間はなればなれでした。ジョセフさんが帰ってきてからは片時も離れることはなく、今でも愛し合っているそう。彼らには子どもが2人いますが、いまでも夫婦でフィットネスのクラスに一緒に行くそうです。

もうすぐ100歳になるカップルのアドバイスは信憑性があります。意見をぶつけあっても、そのあと和解すること。6月はジューン・ブライドの季節ですが、少しでも多くのカップルが長続きするといいですね!

Old Married Couple Share Marriage Advice (With 75 Years Experience)
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