20代の男女に行った「ファッション」に関するアンケート結果によると、過去1年間にファストファッションの服を購入した人は約96%という数字が明らかになった。最も購入されたのは「ユニクロ」で、1ヶ月の洋服代は約半数の48.3%が5,000円以下だという。

20代男女の96%はファストファッション支持の画像を拡大

 マーケティングリサーチのリビジェンによる今回のインターネット調査は、2013年12月20日〜12月25日の期間に全国の20代の社会人男女300人を対象に実施。「過去1年間に購入したファストファッションのブランドは」という質問に対してトップの「ユニクロ」は32.2%、続いて「しまむら」17.2%、「GU」16.4%、「H&M」10.5%、「GAP」7%、「ZARA」6.4%、「FOREVER 21」5.8%、どれも購入していない人は4.5%という結果になった。また「最も好きなファストファッションのブランド」も「ユニクロ」が1位で28%、続いて「GU」16%、「ZARA」12.3%、「しまむら」10%、「H&M」7.3%、「FOREVER 21」6%、「GAP」5.4%。「家の近くにあるから」(27歳・女性)、「安いし品質やデザインも、それなりにいい」(24歳・女性)と支持派の声がある一方で、15%の「どれも特に好きではない」という人からは「安いから買っているだけで、こだわっているわけではない」(28歳・女性)などの回答が寄せられた。

 海外から上陸した「H&M」や「FOREVER 21」は、全国各地への出店拡大で認知を広げている。今春には「ZARA」を基幹業態とするインディテックスグループのブランド「Stradivarius(ストラディバリウス)」など新顔の上陸も予定されており、今後もファストファッション市場が注目される。