[画像] 持つと自動起動のAQUOS PHONE SERIE、フルセグ対応や新カメラなど前モデル比較

シャープの携帯と言えば、古くはカメラ付きケータイに始まり、毎回、何かしら技術を活かした新しい提案があります。au 2013年冬モデルの AQUOS PHONE SERIE SHL23 では、本体両側面の下部に静電式センサーを内蔵し、「スマートフォンを手にする」ということに、価値を付けています。


一方の側面に触れただけでは反応せず、両側面のセンサーに触れる、つまり、端末を持つと、電源ボタンやホームボタンを押すことなく、自動的にロック画面を表示します。また、手にしている間は画面が回転しないため、例えば、ベッドに横になりながら利用する場合に、不用意な画面の回転が抑えられます。

ディスプレイは約4.8インチ、フルHDのIGZO液晶を搭載し、バッテリー容量は3000mAh、ソフトウェア側での省エネ設定などを組み合わせることで、従来通り、電池が長持ち設計となっています。残念ながら発表時点では、待受時間が計測中ですが、会場説明員によると、前モデルの AQUOS PHONE SERIE SHL22 と同等(LTEで約590時間)になる見込み。

SHL22と比較すると、手堅く性能向上が図られている印象です。端末サイズが数mmレベルで若干サイズダウンし、ディスプレイサイズも4.9インチから4.8インチに。解像度はHDサイズから、フルHDとなり、画面密度も約302ppiから約460ppiとなっています。

また、今回のフルセグ対応に伴ってDTSのサラウンド技術も実装。同梱の卓上ホルダはスピーカーの音が聞きやすいよう配慮されたもの。



プロセッサは1.7GHzの4コアから2.2GHzの4コア、クアルコム製のMSM8974と、Snapdragon 800シリーズになりました。メインカメラも13.1MPから16.3MPになり、暗部に強いという画像処理エンジン NIGHT CATCH を新搭載しています。近接撮影時にF値1.9のレンズを活かしたボケ味のある写真が得られるほか、ピントの異なる複数の写真を瞬時に撮影し合成する機能によって、背景から近景までピントが合った記念写真が撮影可能です。





SHL23




SHL22




iPhone 5s







プロセッサ
MSM8974
APQ8064T
Apple A7


メモリ/ストレージ
2GB/16GB
2GB/16GB
非公開/16〜64GB


ディスプレイ
4.8インチ フルHD 460ppi
IGZO
4.9インチ HD 302ppi
IGZO
4インチ 1136 x 640 326ppi
Retina


メインカメラ
1630万画素 F1.9
1310万画素 F1.9
800万画素 F2.2


Wi-Fi
802.11a/b/g/n/ac
(2.4/5GHz対応)
802.11a/b/g/n/ac
(2.4/5GHz対応)
802.11a/b/g/n/
(2.4/5GHz対応)


防水防塵


×


FeliCa / NFC


×


フルセグ

×
×


バッテリー
測定中
通話 20時間
待受3G 680時間
待受LTE 590時間
通話 10時間
3Gデータ通信 8時間
WiFiデータ通信 10時間
LTEデータ通信 10時間
音楽再生 40時間
動画再生 10時間
連続待受 250時間


重量
146g(暫定)
155g
112g


サイズ
140 x 70 x 9.2 mm(暫定)
142 x 70 x 9.9 mm
123.8 x 58.6 x 7.6 mm