「2010年みたいなトリプレテ(3冠)を夢見ているんだ。でもとにかく、今年の自分たちにできることを考えている。だから、リーグ戦とコッパ・イタリアだ。僕はここにいる限り、インテルのために全力を尽くす。この素晴らしいチームに来てから、夢に生きているように思えるからね」

インテルMFズドラフコ・クズマノビッチは、7日のアタランタ戦でスタメンに入らない。だが、『インテル・チャンネル』で、シーズン終盤のラストスパートに向け、チームを鼓舞している。

「僕らはチャンピオンズリーグ出場権を獲得したい」。クズマノビッチはこう叫んだ。フィオレンティーナでセリエAを経験している同選手だが、インテルではここまで出場機会に恵まれていない。最後に先発出場したのは、1カ月以上前のカターニア戦だ。

クズマノビッチは負傷離脱したFWロドリゴ・パラシオについて、「彼のことはすごく残念だ。たくさんゴールを決めていたし、チームにとって重要な選手だからね。今は別の解決策を見つけなければいけない。監督ができ得る最高の策を見つけてくれるだろう。僕らは前進できるはずだ」と語った。

インテルでクズマノビッチは同じセルビア人のMFデヤン・スタンコビッチと再会した。

「最初に手を貸してくれたのはデヤンだった。でも、(ハビエル・)サネッティもすごく重要だったよ。幸いにも、僕は少しイタリア語を話せるし、それが助けになっているよ。ここのグループは素晴らしい。(マテオ・)コバチッチのことは知らなかった。(サミル・)ハンダノビッチのことはウディネーゼ時代から知っていたよ。(ヴィド・)ベレツはここで知り合った」

「僕らは小さなグループだけど、本当に全員に満足している。コバチッチを助けているかって? もちろんさ。全員で助けている。言葉も、彼が必要としているすべてのことについてもね。彼はうまいし、強い。でも、まだ18歳なんだ。まだまだキャリアはこれからだよ。落ち着いて、プレーのことだけを考えなければいけない」