冬場は暖房器具を使うことが多く、部屋が乾燥しがちです。

喉を痛めたり、目が乾いてしまったりする前に、加湿器を使わなくてもできる、簡単で手軽な加湿方法を試してみましょう。

■まずは適正湿度を知ろう人がよくいる、部屋の中央付近などに湿度計を設置します。

日の当たる場所、エアコンからでる風が直接当たる場所などに設置してしまうと、正しい値が計測できなくなってしまいますからご注意を。

適正な湿度は45度〜65度程度。

70度以上になると多湿状態となり、窓際やお風呂場、キッチンや押し入れなどにカビが出やすくなります。

これは梅雨時期に多く、特に集合住宅の1階は地面からの湿度が部屋に上がってくるため、湿度が高くなりやすい傾向にあります。

逆に、40度以下の場合が続くのであれば乾燥状態です。

日本の場合、風土的に冬は空気が乾燥しやすく、更に温風が吹き出るタイプの暖房を使うことで、室内の空気を乾燥させてしまいます。

■今すぐ試せる、費用0円の加湿方法・使った後のお風呂場を開けておくビジネスホテルのような、部屋のすぐ近くにお風呂場がある家に有効です。

・洗濯物を部屋に干す部屋干し臭が気になる場合はなるべく窓側で、日の光が当たるところで干しましょう。

洗濯物の量によっては一気に多湿状態になるので、上がり過ぎたら窓を少し開けて調節しましょう。

・ぬれタオルを掛けておく自分がふだんいる所にしぼったタオルをかけておきます。

暖かい空気は上に行くので、自分より高い位置にかけましょう。

・鍋にお湯を沸かすお湯が沸くと水分が蒸発して、空気中が加湿されます。

沸いた後はフタを開けてしばらく放置しておくことで、周辺の湿度調整が可能。

キッチンと人のいる場所が離れている場合は、鍋敷きを用意して鍋を移動させましょう。

誤ってこぼさないように要注意。

■電気を使わない「エコ加湿器」なら、見た目も楽しい「お客さんが来る部屋に、洗濯物や鍋があるのはちょっと…」という方には、電気を使わない「エコ加湿器」がオススメ。

表面積の多い専用の紙を使って、容器に入れた水を蒸発させて加湿するというもので、節電意識の高まりから、近年では様々なタイプが売られています。

見た目が楽しいものや、アロマなどの香りが楽しめるものも。

気になる方は是非チェックしてみましょう。

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