FW:       エスヴァイン
MF:フランツ    清武弘嗣
MF:    フォイルナー シモンズ チャンドラー(イルディス)
DF:ピノラ  クローゼ  ニルソン  バリチュ
GK:       シェファー

ニュルンベルクはこのような変則的な左上がりの「4−3−2−1」のようになり、堅守カウンター、前3枚でのカウンターが機能。後半24分、清武が前で絡んだところからエスヴァインが右を抜け出して2点目。後半42分、清武からのパスを受けたフランツが左へ抜け出して3点目。そのままスコア「3−0」でニュルンベルクがシャルケに快勝、という試合結果になりました。前半に1点を取れた事、前半に失点しなかった事、そして、後半になっての両チームの交代采配の効果がニュルンベルクの方にプラスとなった事、それがこの結果の要因だったように思います。

清武のパフォーマンスに関しては、1アシストもしましたが、やはり引き続き好調を維持していて、特に後半、前残り気味の3枚の1枚になってからは、より高いパフォーマンスを見せていました。カウンターの形での攻守の繋ぎ役のポジション、それがこの試合ではガッチリとハマった、という感じだったと思います。ちなみに、金崎は、この試合でもベンチに入っていましたが出番は無し。しかし、いずれは、右サイドでの出場があるのではないかと思いますので、その時にしっかりとチャンスをものにして欲しいですね。

そして、一方のシャルケについては、残念ながら内田はベンチで休養。その内田がいれば・・・、という試合でもありませんでしたが、やはり内田が右SBであった方が、シャルケの右サイドでの攻撃は威力が1つ上がるかな、という感じはしました。その代わりに、という事であったのかどうかは分かりませんが、最近はコラシナツをスタメンで使う事が多かった左SBにはフクスが入っていて、しかしそこはチャンドラーに封じられてしまい、逆にフクスの守備の弱さが出てしまって・・・、という感じでした。