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スペインのバルセロナで開催中の「Mobile World Congress」展示会で、ソニーモバイルコミュニケーションズは2月25日(現地時間)、最新機種となるAndroid搭載タブレット「Xperia Tablet Z」を発表した。



このタブレットは厚さ約6.9mm(最厚部は約7.2mm)、重さ約495gと、10.1インチ型タブレットとしてこれまでに製造されたどのメーカーの製品よりも薄くて軽い。しかも発表の時期は、ソニーのひとつ前のAndroid搭載タブレット「Xperia Tablet S」から、わずか6カ月後だ。



われわれはスペインで発表される前に触ってみる機会を得たのだが、このスリムなタブレットは、1920×1200ピクセルのスクリーンとともに、非常に見事な出来栄えだ。1月にラスベガスで開催された「Consumer Electronics Show」でソニーが発表したスマートフォンの「Xperia Z」と同様、Tablet Zも防水対応になるため、キッチンで使うには最適かもしれない。ソニーによると、Tablet Zは水深1mに30分間沈めても問題ないという。



Tablet Zは、グーグルの「Android Jelly Bean」OS(4.1で出荷され、その後4.2にアップグレード予定)で動作し、クロック1.5GHzのクアルコム「Snapdragon S4 Pro」クアッドコアCPUと2GBのRAMを搭載する。メモリ容量に応じて16GBモデルが500ドル、32GBモデルが600ドルで、アップルの「iPad」と同じ価格設定となっている。



Tablet Zのどちらのモデルにも、最大64GBのメモリを追加できるmicroSDカードスロットと、最大で1080pの動画を撮影できる約810万画素の背面メインカメラが搭載されている。前面には約220万画素、720pのカメラを備え、NFC接続機能(ソニーではなぜか「One-Touch」という名前で呼ばれている)も内蔵される予定だ。



Tablet Sと同様、Tablet ZにもIRブラスターとアプリが内蔵され、テレビやBlu-rayプレイヤー、DVDプレイヤー、ホームシアター受信機などのユニバーサルリモコンとして使うことができる。



画像は別の英文記事より




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