日本代表DF長友佑都の所属するインテルが、24日に行われるセリエA第26節、ミランとの“ミラノ・ダービー”に敗れた場合、アンドレア・ストラマッチョーニ監督を解任し、クラブの幹部である元ポルトガル代表MFルイス・フィーゴ氏を暫定監督として、就任させる可能性があるとポルトガル紙『O JOGO』が報じた。

 インテルは現在、リーグ戦5位につけているが、今年に入ってからのリーグ戦では7試合を戦い2勝3敗2分と勝ち点を伸ばせていない。首位のユヴェントスとは勝ち点で12ポイント離され、後半戦で調子を上げてきたライバルのミランにも抜かれ、チャンピオンズリーグ出場権を得る3位以内の確保に向けて、足踏みはしていられない状況となっている。17日に行われたフィオレンティーナ戦で1−4と惨敗を喫したこともあり、ストラマッチョーニ監督の解任が一部で報じられている。

『O JOGO』は、順位を上げるためのカンフル剤として、フィーゴ氏を暫定監督として登用し、来シーズンからの監督候補にアトレティコ・マドリードのディエゴ・シメオネ監督、ナポリのワルテル・マッツァーリ監督、前フランス代表監督のローラン・ブラン氏をリストアップしていると伝えている。