横山由依さんは「この映画には沢山の涙が描かれているんですが、嬉しい涙とか驚きの涙とか、今日は板野さんが卒業を発表されましたけど、感情だけでお伝えすると悲しい涙なのかもしれませんが、ずっとAKBを今まで支えてこられて、その中で大きな決断をされたことを思うと、それは後押しの涙に変わることになるかもしれないし。この映画の涙を通して、自分自身成長できたかなと、自分でも思いました。」
 島崎遥香さんは「自分の所属していたチーム4がなくなったりしたことや、個人としてはじゃんけん大会で優勝したりとかすごく自分にとって色んな意味でステップアップできた1年ではないかなと思います。」
 入山杏奈さんは「2012年は自分の所属していたチームが解体されてしまいましたが、2013年は、今までとは違い新しいチームに所属して1期生の先輩と一緒に活動していけたりすることで、もっと今までとは違う自分になれるようにしたいなと思っています。」
 川栄李奈さんは「チーム4が解体されたのが一番大きかったんですが、チーム4からチームAになって、沢山の先輩と交流でき、身近で先輩から学ばなきゃいけないことを学ばせて頂いているので、これからも学んだことを成長につなげていきたいと思います。」
 加藤玲奈さんは「去年は色々とあって、皆が言うとおりチーム4のこともそうなんですが、新しいチームBになり、色んな人が卒業していくなか、やはり若い私達が頑張らなきゃいけなんだなと改めて思っているので、これからも先輩を抜かすつもりで頑張っていきたいと思います。」
 菊地あやかさんは「この映画をみて、より先輩方の存在を大きく感じたし、こうやって板野さんが卒業を発表しましたが、安心して任せてもらえるような存在になっていきたいなと思っています。」とそれぞれコメントした。
 そして、高橋栄樹監督は「私が思うに、この作品は、スキャンダルを扱っているものだとは思っておらず、自分がある時、ある場所で、自分がどういう道を選択して進んでいくのかということを、色んな出来事を通じて描かれているんだと思います。そういう道を、勇気を持って選ぶということは、とても大切なことだし、人間としても美しいことなのではと、映画の中で僕は語ったつもりです。ですので、昨今、日本の女性というか世界の女性の中で、とても生きづらい状況というものがあって、むき出しの社会と個人とを対峙しなければいけないことも多いのですが、この映画を通じて、メンバーの皆さんがどういう風に大勢の方々と一人ひとりが向き合っているか、勇気をもってそれに取り組んでいったかということをご覧いただければ、これから僕らが生きていく中で、大いに参考になるのではないかと思っています。」とコメント。
 最後に改めて、板野友美さんは「この映画で私の最後の発表も是非見ていただきたいですけれども、メンバー皆で悩み、ファンの人に支えられ沢山の涙を流していますが、この映画を通して皆さんにも沢山泣いて下さい。そして私達と一緒に涙の後未来を一緒に見ましょう。まだ卒業の日程など出ていないですが、出ましたらご報告します。そして残りの時間を皆で楽しく過ごしたいと思います。そして1期生として全力で頑張りたいと思います。宜しくお願いします。」と語る。
 高橋みなみさんは「どんなに楽しい日にも辛い日にも必ず終わりがあって、必ず次の朝を迎える日が来ます。どんなに涙を流しても、その先に何か得るものがあるとするのなら、これからも前を向いて歩いていけたらと思います。どうぞこの映画、AKBに興味が有る方、そうでない方にもぜひ一度ご覧頂ければと思います。今日は有難うございました。」と舞台あいさつを締めくくった。