マンチェスター・Cのロベルト・マンチーニ監督が、25日に行われた会見でイタリア代表FWマリオ・バロテッリの移籍を否定した。イギリス紙『ガーディアン』が伝えている。
 マンチーニ監督は、「マリオはチーム内でのポジションを取り戻すために、もっとハードワークしなければならない。今は多くの理由でプレーできていないからだ。トロフィー獲得のためにチームを助けてくれることを願っている。彼はクオリティを持っているからね。今のパフォーマンスは、それなりといったところだ。だが、リーグやカップ戦の大事な試合は残っている。パフォーマンスの向上は可能だ」と、リーグ戦で今シーズン、1ゴールを記録するにとどまっているバロテッリの復調に期待している。

 移籍の噂については、「ノーだ。真実ではない。マリオはここに残る。マリオをはじめ、その他選手に対するいかなるオファーも受け取っていない」と、否定した。バロテッリは、ミランとの強い関連が噂され、ユヴェントスや古巣インテルも移籍先の候補として名前が挙がっている。