88. 職場経由の団体保険加入は必ずおトク!
職場によっては団体保険に加入できる場合も多い。個人加入より団体保険のほうが断然、保険料は安くなる。一部の企業では、会社負担で従業員全体をカバーする保険に加入しているケースもあり、死亡すると保険金の一部が死亡慰労金として支払われる。その分、個人で入る保険の額を減らせるので、会社に問い合わせてみる?

89. たばこを吸わなければ死亡保険に安く加入可能
非喫煙者にうってつけなのが「健康体割引」「非喫煙者割引」のある生命保険。「NKSJひまわり生命の『家族のお守り』の場合、非喫煙者・健康体割引が適用になると、保険料は通常の標準体と比べて3割程度まで減額されます。反対に健康体・非喫煙割引がないオリックス生命などは喫煙者におトクな保険といえるでしょう」(中村さん)

90. 医療保険は10年定期が強烈に安い
医療保険は10年定期型が「確実に安い!」(中村さん)。30歳男性が入院給付金1万円、入院限度日数60日の終身医療保険に加入した場合、保険料は3000円超。10年定期型なら2000円前後と1000円近くも割安。10年定期型は高齢になるほど保険料が上昇するが、一時的に保険料の支払いを抑えたい人は活用するといい。

住宅ローン

91. 借り換えで金利を安くする銀行オススメ3
住宅ローンもネット銀行で借りる時代。おトク度の高い銀行ベスト3は「住信SBIネット銀行、ソニー銀行、イオン銀行の3行」と中村さん。住信SBIネット銀行のローンの変動金利は0.865%、10年固定は1.24%(当初引き下げ。ブラン・11月1日現在)。とにかく低金利が一番!

92. 意外とかかる住宅ローンの借り換えコスト
住宅ローンをほかの銀行で借り換えるとき、たとえば低金利で人気の住信SBIネット銀行やソニー銀行にチェンジすると融資総額の数%の取扱手数料がかかることが。ちなみに同じ銀行内での繰り上げ返済手数料は無料の銀行もある。借り換え時は全コストを確認。

93. 親からの贈与を繰り上げ返済原資にするときの注意
親からの資金援助を繰り上げ返済原資に充てるときの注意点は、1年で110万円を超える贈与にかかる10〜50%もの贈与税。そこで毎年110万円以下の贈与を受けて、そのお金を無駄使いせずに毎年着実に繰り上げ返済に充てるのが最も賢明な方法。

94. 住宅ローンは変動金利なら他行に借り換えを検討!
ネット銀行参入による競争激化で、今の変動金利ローンは昔より適用金利が低めに設定されている。5年前に組んだ変動金利ローンの金利は現在1.675%、対して新規に申し込んだ場合だと0.8〜1%で借りられるなど、同じ変動型なのに?金利差〞が生まれている。

迷わず金利の低い他行ローンに借り換えるべき!

95. 住宅ローンはフラット35の金利優遇制度を活用すべし
35 年間の長期固定ローン「フラット35」には、省エネや耐震性の基準を満たした住宅に対する金利優遇措置がある。優遇金利は5〜10年にわたって適用され、その金利水準はおよそ年1.6%前後。35年ローンなのに民間の10年固定ローンとほぼ変わらない金利水準を考えると、利用しない手はない!

96. 預金残高と同じ額の住宅ローンが金利0%になるサービス
住宅ローンと預金口座が連動し、預金残高の分には金利がかからない東京スター銀行の「スターワン住宅ローン」。借り換えの場合、変動金利型は年1.5%、10年固定金利なら年2.20%という金利水準だ。

いつでも自由になるお金がある安心感と月々の貯金がそのまま繰り上げ返済と同じ効果を持つことが人気の、ロングラン住宅ローンだ。

自動車

97. 激安レンタカー戦国時代に突入
一昔前のレンタカーといえば、大手自動車会社やリース会社の系列など業者も限られていたが、今や激安レンタカーが百花繚乱状態。