商空間エレメントの展示会「BAMBOO EXPO 3」(主催:(株)バンブー・メディア)が、11月1日(木)〜3日(土)の3日間、東京・湾岸の複合施設「TABLOID」にて開催中である。
今回で3回目の開催となる「BAMBOO EXPO」は、商空間を構成するさまざまなサービスや製品を集めたイベントで、出展企業と来場するインテリアデザイナー、建築家、店舗オーナー、商業デベロッパー、プランナー、メーカーやリテイラーといった商空間関係者をつなぎ合わせることを目的とした新しいスタイルの展示会である。そのため15時以降は連日レセプションパーティーが行われるなど、コミュニケーションの場として活発な交流が行われる。

展示される製品も、「商空間」がターゲットなだけあり、デザイン、素材、アイデアなど斬新なものが多く非常に興味深いものが多い。その中でも会場で一際目立っていたのが、(株)ファンタスティックデザインワークスが企画する企業チーム「Euro Samurai Project」(ESP)。これはヨーロッパテイストのファブリック、家具、左官、照明を扱う企業約20社がコラボするプロジェクト。会場中央ではキリンのような巨大オブジェの表面を左官仕上げにするなどさまざまな仕上げ素材を展示した他、中2階フロアには関連企業がズラリと商品展示をしている。今年10月にスタートしたばかりのプロジェクトだが、今後はESPによる商空間のトータル提案や海外進出も視野に入れて活動していくとのことだ。
この他、インテリア関連企業では、サイレントグリスが初出展し11月1日発売のミニロールスクリーン チェーンタイプ「SG4905」を出品、マナトレーディングも出展し「エリティス」の壁紙を展示している。