日本のデニムブランド「KURO(クロ)」が、2012年秋冬シーズンよりウェアコレクションにウールニットとチノ、レザーの3シリーズを新たに追加する。3つの素材を使用したコートやジャケット、パンツなどを展開。アイテムを大幅に増やし、ウェアコレクションにも注力する。「KURO」は2012年春夏コレクションよりデニムに加えて、ウェアコレクションの展開をスタートした。 KUROのウェアコレクションに新素材の画像を拡大

 2012年の秋冬コレクションでは、シャツやカットソーのバリエーションを増やす他、新たにウールニットとチノ、レザーを使用した3つのウェアコレクションシリーズをスタート。毛織物生産の産地である愛知県尾張一宮のウールニット素材を使用したコートやジャケット、江戸時代から天然皮革の生産地として知られる兵庫県たつの市の岡本製革所によるオリジナルレザーを使用したレザージャケット、1940年代のミリタリーチノのクラシカルなディティールを落とし込んだコートやパンツなどを販売する。価格帯はウールニットシリーズが18,900円から52,500円、レザージャケットが126,000円、チノ・コートが37,800円、チノ・パンツが15,750円から18,900円。伊勢丹や「nano・universe(ナノ・ユニバース)」、「EDIFICE(エディフィス)、「AMERICAN RAG CIE(アメリカンラグシー)」などで8月より順次展開をスタートする。 「KURO」は、2010年春夏シーズンにメイド・イン・ジャパンのデニムブランドとしてスタート。ブランド立ち上げから5シーズン目となる2012年春夏コレクションからウェアコレクションを始動。デビューシーズンのウェアコレクションでは、洗いざらしのコットンリネンを使用したジャケットやカッティングにこだわった白のシャツの他、ウェスタンシャツやGジャン、ショーツなどのデニムワークのアイテムを中心に28アイテムを展開した。■KURO URL:http://www.kurodenim.com/