「金環食」ときいて、みなさんはどんなことを思い浮かべますか?
・太陽系の不思議に想いをめぐらせる人
・金環食の形から指輪を連想してロマンティックな想いに耽る人
・いつか宇宙旅行で月に行けたらなぁと将来の夢に浸る人
人それぞれ、楽しみ方がありますよね。ワインでも傾けながら…と、いきたいところですが、今回日本から観測できる時間帯では、残念ながらそれほどゆっくりしていられる暇はなさそうです。
なぜなら、日本列島から観測できる時間は、出掛け前でみなさんたいへん忙しい朝方だからなのです。みなさんの地域ではいったい何時に観測できるでしょうか?5月21日月曜日の金環食観測をガイドしてくれるアプリがあるので、見ていきましょう。
おおむね、日本列島では、以下の地域で観測できるとされています。
今回の日食は、太平洋側のかなり広域な範囲から観測できることがわかります。もちろん、各種ニュースなどで、よく目にするので、聞きかじった情報ではありますが、手元でじっくりと納得しながら頭に入れることができるのが、アプリのありがたいところです。
では、実際に自分の住む地域では、「何時ごろから」「どの方向に見えるの?」というのが一番知りたいことですよね。
ユーザー各自に応じた情報提供を可能にするのが、『金環食2012』の最大の特長です。
まず、マップの画面で自分の住む地域に合わせてみましょう。
すると
日食のはじまりから終わりまでの情報が入手できます。これで概要としては分かりましたが、「高度19.9° 方位79.0°」といわれてもピンときませんよね。
そこで、このコンパス機能が活躍するのです。
iPhoneを片手に、東西南北360°の空にかざしてみましょう。画面上に太陽+月が見られる位置が表示されるので、惑星オンチな私でも、「なるほど、21日の朝、東の方角に見えるのね」とすぐに理解できました。
我が家のあたりでは、どうやら7時33分ごろ山場をむかえるようです。くれぐれも、裸眼では観測されませんように。眼を痛める原因になり得ます。専用の観測レンズを書店やネットなどでぜひ購入してください。
みなさんもこのアプリで、金環食をめいっぱい楽しんでくださいね。キセキの的中力でズバリ!「タロット占い・JUNO12星座」の具体的なアドバイスに思わず背筋がゾクッ!、もあわせてどうぞ。