それでもこの試合では両SBが攻撃参加を自重気味にしていましたから、中央の人数もしっかり保てていて、それで何とか守り続けていたのですが、ここのシーンではやられてしまいましたね。さて、これでバイエルンが同点に・・・、という事になると思いきや、なんとそのPKをGKヴァイデンフェラーがストップ。PKを蹴ったのはロッベンでしたが、この後にもロッベンは決定的なチャンスを外すなど、この試合のロッベンには神様が味方してくれなかったようです。

そして、かなり運に味方された部分もありましたが、そのまま1点を守り切り、スコア「1−0」、試合はドルトムントの勝利、という結果で終わりました。これで、シャルケもスコア「4−1」でニュルンベルクに負けましたので、勝点69でドルトムントが首位、勝点63でバイエルンが2位、勝点57でシャルケが3位、という事になり、優勝に向けてドルトムントが大きく前進した、という事になりました。

ドルトムントは、この後、シャルケ、ボルシア・メンヘングラードバッハ、という上位対決を残していますから、そこでの結果いかんではまだまだ分かりませんが、そこで2連敗という事にならなければ、優勝というのは完全に見えてくるかなと思います。一方のバイエルンについては、この後、CLの準決勝、レアル・マドリード戦というのがありますので、そことの兼ね合いをどうして行くのか、少し難しい状態になってしまったかなと思います。