試合 :ブンデスリーガ 第27節
開催日:2012年3月24日
結果 :シャルケ勝利
スコア:「2−0」
得点者:フンテラール×2

○ シャルケ

FW:フンテラール
MF:ドラクスラー ラウル ファルファン
MF:ホルトビー ジョーンズ
DF:フクス マティプ パパドプロス 内田篤人
GK:ヒルデブラント

FW:フンテラール
MF:オバジ ラウル プッキ
MF:ヘーガー ジョーンズ
DF:フクス マティプ パパドプロス 内田篤人
GK:ヒルデブラント

○ バイヤー・レヴァークーゼン

FW:キースリンク シュールレ
MF:アウグスト ライナルツ ロルフェス ゴンサロ・カストロ
DF:カドレツ トプラク シュワープ ダ・コスタ
GK:レノ

FW:キースリンク デルディヨク
MF:アウグスト ライナルツ ロルフェス バルネッタ
DF:オチプカ トプラク シュワープ ゴンサロ・カストロ
GK:レノ


第26節終了時点で第4位。おそらく今季のシャルケの目標は、CL圏内の4位以上、という事になると思います。3月8日のEL決勝トーナメント2回戦、アウェイでのトウェンテ戦から内田がスタメンに復帰し、その試合こそ敗戦でしたが、その後、第25節のハンブルガーSV戦、ELのホームでのトウェンテ戦、第26節のカイザースラウテルン戦、と公式戦でシャルケは3連勝しています。

内田がスタメンに復帰する前は、2月16日のEL決勝トーナメント1回戦、ホームでのヴィクトリア・プルゼン戦には勝利していますが、その試合とアウェイでのヴィクトリア・プルゼン戦を挟んだ、第20節から第24節までの公式戦の戦績は7試合で2勝2分3敗ですから、内田がスタメンに復帰してからチームが調子を取り戻してきた、という事は言えるかなと思います。

という事で、この試合も内田は右SBとしてスタメンフル出場。1トップに今季ここまでで20得点を決め、22得点のマリオ・ゴメスに次いで得点王争いの2位に付けるフンテラール。トップ下にラウル。右SHにファルファン。左SHにドラクスラー。ダブルボランチにホルトビーとジョーンズ。左SBにフクス。CBにマティプとパパドプロス。GKにヒルデブラント。

一方のバイヤー・レヴァークーゼンは第26節終了時点で第5位。この試合のシステムは「4−4−2」で、キースリンクとシュールレの2トップ。左SHにレナト・アウグスト。右SHにゴンサロ・カストロ。ダブルボランチにライナルツとロルフェス。左SBにカドレツ。右SBにダ・コスタ。CBにトプラクとシュワープ。GKにレノ。というスタメンの布陣でした。

そして、試合の立ち上がりは両チーム共にサイドからチャンスを作るような展開でしたが、前半18分、フクスからのセンタリングをフンテラールがヘディングで決め、シャルケが先制点を奪います。バイヤー・レヴァークーゼンは全体的に攻守の切り替えが遅く、また、個々の選手の動きも鈍くて、このシーンでも人数は揃っているのに守備がスカスカな感じでした。

また、そのバイヤー・レヴァークーゼンは、前半26分頃に右SBのダ・コスタが負傷してしまい、前半29分にはそのダ・コスタに代えてFWのデルディヨクを入れ、右SHだったゴンサロ・カストロを1つ下げて右SB、FWだったシュールレを右SH、とした配置に変えました。右サイドは、ドラクスラー、ホルトビー、フクス、という3人にかなりやられていましたので、その対応に苦しんで肉離れを起こしてしまったかな、という感じでした。

という事で前半は、先制点を奪った後からはシャルケが優勢に試合を進め、そのまま「1−0」で終了。そして後半は、ほとんどシャルケの攻撃しか印象に残っていないような展開となって、それでもなかなか追加点は奪えませんんでしたが、後半41分にファルファンの巧みな個人技からのセンタリングを再びフンテラールがヘディングで決め、スコア「2−0」、シャルケの快勝という試合結果になりました。