今、音楽業界を騒がせているアニソンユニットがいるのをご存じか? ほとんど情報が明かされていない“ステルス(秘密の)アイドル”ClariS(クラリス)を全力で追跡! 超貴重な生コメントもゲットしたぞ!!
■“歌ってみた”からメジャーデビュー!
「クラリス」という名前を聞いて、『ルパン三世 カリオストロの城』のクラリス姫を思い出す人……は、残念ながら“昭和脳”と認定させていただきます! で、2月に発売された4thシングル『ナイショの話』が、オリコン週間チャート2位にランクインして話題になっているふたり組、ClariS(クラリス)。こちらなんと、現役JC(女子中学生)ユニットなんですよ!
「正直、そんなに若いことを今初めて知りました。悔しいです」と、なぜかローテンションで登場したのは(笑)、おぎやはぎの矢作兼さん。そういえば、矢作さんがどハマりしたアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』の主題歌を歌っているのも彼女たちでしたね。
「そうなんです。正直、アニメにもアニソンにもまったく興味がなくて、人に薦められて仕方なく視聴したんですが、今は会う人全員にアニメも曲も薦めている始末です。正直、ClariSの曲っていいですよね。ほんと悔しいです」
そんなに自分を責めないで!(笑)。ともかく、まったく興味のなかった矢作さんまで夢中にさせているClariSとは、どんなユニットなのか? 彼女たちを“発掘”したというアニメ音楽誌『リスアニ!』(ソニー・マガジンズ)編集部の西原史顕さんに聞いてみよう!
「もともとふたりは、初音ミク楽曲の“歌ってみた”音源を、ニコニコ動画に投稿する素人の中学生だったんです。当時、僕は『リスアニ!』発で音楽企画をやってみたいと思っていたんですが、彼女たちの音源に出会い、“オリジナル曲を歌ってもらえば面白いのでは?”と思いまして。そうして、できた曲を付録CDとして雑誌につけたんです」
ずいぶん思い切ったことを!
「でも、それを聴いた音楽関係者やアニメのプロデューサーの間で、“このふたりにアニメの主題歌を歌わせたい”とさらに思い切った話が出たようで(笑)。それで、アニメ『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』の主題歌でデビューすることになったんです」
今、ウィキペディアを見てきたんですが(←最初から調べなさい)、“俺妹(オレイモ)”の次は昨年大ヒットした『魔法少女まどか☆マギカ』、そして現在放送中の『偽物語(ニセモノガタリ)』と、人気アニメのタイアップ曲ばかり歌ってますね?
「アニソンアーティストとしては恵まれていますよね。ただ、彼女たちの一番の武器は“現役中学生”という年齢感。実は、これまでに関わったすべてのアニメのヒロインが、みんな中学生という設定なんです。彼女たちが等身大のままでヒロインの気持ちを歌うことができる上に、アニメファンとしても作中のヒロインとシンクロする形でClariSの歌を聴ける。リスナーが共感しやすい、理想的なタイアップの形ですね」
おぉ〜(拍手)。アニソンの神髄を見たような気がする! でも、アニメファン以外が聴いた場合、その音楽性はどの程度のものなの? 『オリコン・ウィークリー』(オリコン)の元編集長にして、アニメに100パーセント興味のない現役パンクスのイノマーさん、彼女たちを知ってます?
「あ〜、名前は聞いてるんですけどね。では早速……」
〈5分視聴〉「う〜ん。特別、突出したところはないですね。というか、カラオケの延長?」
〈10分視聴〉「でも、やたらと歌のうまいお姉ちゃんが恋愛を高らかに歌う邦楽シーンのなかで、この処女性は貴重な気もしてきた……」
■“歌ってみた”からメジャーデビュー!
「クラリス」という名前を聞いて、『ルパン三世 カリオストロの城』のクラリス姫を思い出す人……は、残念ながら“昭和脳”と認定させていただきます! で、2月に発売された4thシングル『ナイショの話』が、オリコン週間チャート2位にランクインして話題になっているふたり組、ClariS(クラリス)。こちらなんと、現役JC(女子中学生)ユニットなんですよ!
「正直、そんなに若いことを今初めて知りました。悔しいです」と、なぜかローテンションで登場したのは(笑)、おぎやはぎの矢作兼さん。そういえば、矢作さんがどハマりしたアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』の主題歌を歌っているのも彼女たちでしたね。
「そうなんです。正直、アニメにもアニソンにもまったく興味がなくて、人に薦められて仕方なく視聴したんですが、今は会う人全員にアニメも曲も薦めている始末です。正直、ClariSの曲っていいですよね。ほんと悔しいです」
そんなに自分を責めないで!(笑)。ともかく、まったく興味のなかった矢作さんまで夢中にさせているClariSとは、どんなユニットなのか? 彼女たちを“発掘”したというアニメ音楽誌『リスアニ!』(ソニー・マガジンズ)編集部の西原史顕さんに聞いてみよう!
「もともとふたりは、初音ミク楽曲の“歌ってみた”音源を、ニコニコ動画に投稿する素人の中学生だったんです。当時、僕は『リスアニ!』発で音楽企画をやってみたいと思っていたんですが、彼女たちの音源に出会い、“オリジナル曲を歌ってもらえば面白いのでは?”と思いまして。そうして、できた曲を付録CDとして雑誌につけたんです」
ずいぶん思い切ったことを!
「でも、それを聴いた音楽関係者やアニメのプロデューサーの間で、“このふたりにアニメの主題歌を歌わせたい”とさらに思い切った話が出たようで(笑)。それで、アニメ『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』の主題歌でデビューすることになったんです」
今、ウィキペディアを見てきたんですが(←最初から調べなさい)、“俺妹(オレイモ)”の次は昨年大ヒットした『魔法少女まどか☆マギカ』、そして現在放送中の『偽物語(ニセモノガタリ)』と、人気アニメのタイアップ曲ばかり歌ってますね?
「アニソンアーティストとしては恵まれていますよね。ただ、彼女たちの一番の武器は“現役中学生”という年齢感。実は、これまでに関わったすべてのアニメのヒロインが、みんな中学生という設定なんです。彼女たちが等身大のままでヒロインの気持ちを歌うことができる上に、アニメファンとしても作中のヒロインとシンクロする形でClariSの歌を聴ける。リスナーが共感しやすい、理想的なタイアップの形ですね」
おぉ〜(拍手)。アニソンの神髄を見たような気がする! でも、アニメファン以外が聴いた場合、その音楽性はどの程度のものなの? 『オリコン・ウィークリー』(オリコン)の元編集長にして、アニメに100パーセント興味のない現役パンクスのイノマーさん、彼女たちを知ってます?
「あ〜、名前は聞いてるんですけどね。では早速……」
〈5分視聴〉「う〜ん。特別、突出したところはないですね。というか、カラオケの延長?」
〈10分視聴〉「でも、やたらと歌のうまいお姉ちゃんが恋愛を高らかに歌う邦楽シーンのなかで、この処女性は貴重な気もしてきた……」
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