マイケル・ベイ監督のSF大作『トランスフォーマー/ダークサイドムーン』。この作品が人類の月面着陸前に"月の影"に不時着していた宇宙船の秘密を巡り、壮大な戦いが繰り広げられる、という設定で大ヒットしたのは記憶に新しい。
そんな『トランスフォーマー/ダークサイドムーン』をも上回るとんでもない設定で作られたインディペンデント映画がフィンランドに存在した。

その作品の名は『IRON SKY(原題)』。
「第二次世界大戦後、地球を脱出していたナチスドイツが、月の影に基地を建設し、地球に復讐のため還ってくる」というとんでもない物語には、マイケル・ベイも真っ青である。
誰もが考えそうで誰も考えなかった馬鹿げた設定のためか、この作品の完成には実に4年の歳月が費やされている。そんないわく付きの作品ではあるが、実は本作の公式予告編がYouTube上にすでにアップされており、一部SF映画ファンの間では話題になっていた。

その『IRON SKY』の日本公開が決まっていたことが、本国フィンランドの公式サイトから明らかになった。

『IRON SKY』公式サイト(フィンランド)


今年2月に開催されたドイツ・ベルリン映画祭ではすでにプレミア上映が行われており、好評を得ているこの作品は、本国フィンランドでは今年の4月4日に封切られるとのこと。その他世界各国での上映も決定している。

フィンランド公式サイトにはConfirmed Theatrical Release-Unknown Date(劇場公開確定-日付未定)とあり、具体的な日本の配給会社名も記載されていることから、日本劇場公開は確実と思われる。

http://www.ironsky.net/site/film/releasedates/

日本での公開などさらなる具体的な情報が明らかになるまで、公式サイトをチェックして期待に胸を膨らまそう。

■『IRON SKY』予告編


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