それにやはり年齢的に中間の30歳前後の選手が、年齢的に上の声も下の声も吸い上げるべきではないだろうか。
相川が嫌われ役となり、選手に話をすれば、選手間での意見の統一はやり易いかも知れない。
しかし、相川の考えがそのまま通っていくだけで、不満が出たときの”ガス抜き”が果たしてできるのだろうか。
高圧的に上から押さえつけてもチームはまとまらない。
特に今の若い選手は、そういうやり方にはついてこないのではないだろうか。
経験あるベテラン選手の考えも尊重しつつ、若手の声もしっかりと拾い上げる。
そしてチームは1つのまとまっていくのではないだろうか。
四六時中選手と一緒にいる監督、選手のことは我々ファンより当然良く理解しているはずで、我々が考えるようなことは当然頭に入っているはず。
それも相川という人選になったところが、今のスワローズの現状を現しているのだろう。
田中や畠山にチームリーダーとして、チームまとめ引っ張っていって欲しいのだろうが、小川監督の目にはまだまだ役不足と映っているのだろう。
青木不在はこういうところにまで影響しているのである。
個の力ではなくチームの和で戦っていくスワローズに、和をまとめる選手がいなければ、チームはバラバラになる。
今季はベテラン相川に任せるとして、来季は、しっかり中堅どころでその役割を担える選手が現れて欲しいものだ。
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