ナチスの極秘科学部門ヒドラ党は、実在していた!?
キャプテン・アメリカの宿敵は、レッド・スカル率いるヒドラ党だ。彼らは、ナチス・ドイツの極秘研究・開発機関の一部問であったが、その幹部ヨハン・シュミットことレッド・スカルが、超エネルギーを生み出すコズミック・キューブを手に入れてナチスを裏切り反乱。世界征服に乗り出した。レッド・スカルは、コズミック・キューブの力を使い未知の超兵器を作りだすのだが……これがまんざら架空のものではないようなのである。実は、第二次世界大戦でドイツ軍が実際に使っていた兵器に、ヒドラ党の超兵器と酷似しているものがあったのだ!
■ヒドラ党の重爆撃機:ワルキューレ
ヒドラ党で用いた重爆撃機は、今で言うステルス戦闘機の様な三角の形をした全翼機。大戦時には珍しいジェットエンジンを搭載している。
HO-229(GO-229)に酷似!
ホルテン兄弟が開発した全翼機。後にドイツ空軍に入隊した兄弟は研究を続け、1943年にゲーリングが新型爆撃機計画を打ち出すと、この全翼機にジェットエンジンを着けるホルテン計画を提出。その計画が認可されたが惜しくも終戦となり活躍できなかったのだが、レッド・スカルはこの兵器に目をつけたのか!? 塗料にカーボン粉を使用しており、ステルス性も考慮。現在は機体期待の一部がスミソニアン博物館に眠っている。
■ヒドラ党の戦闘機
ヒドラ党の戦闘機でロケットかジェットエンジンを推進力としている。プロペラ機とは比べ物にならないスピードを誇る。ミサイルの様な流線型の機体に3本の羽根がついた形をしている。ワルキューレの中に格納。
FW トリープフリューゲルに酷似!
「フォッケウルフ社」のクルト・タンク博士が設計。3枚の主翼の先端にジェットエンジンを装備し、垂直に離着陸する仕組みであった。クルト・タンク博士は、この斬新な機体で超音速を狙っていたという。この飛行機は「トリープフリューゲル」と呼ばれ、この名前は「推進翼」という意味で、「垂直離着陸機(VTOL)」の先駆であった。
ヒドラ党は実在したのか!? と思わせてしまうのだが…実はこれ、監督のジョー・ジョ ンストンのこだわりから生み出されている。監督はかつてスター・ウォーズ旧シリーズの美術を手掛けており、その“レトロフューチャー”的デザインは世界中から支持されており、大戦中に開発また計画されていた航空機からインスピレーションを受けたデザインが、本作で数多く登場しているのだろう。この随所に散りばめられている、こだわりが作品そのものクオリティを上げている。
さて、キャプテン・アメリカの戦力分析いかがだっただろうか? 皆さんも劇場で『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』を3Dで観て、彼らの戦力を分析してみては? もし新たな発見があったならば、こちらの記事のコメント欄に投稿し、まとめていこう。すべてのヒーローの原点であり頂点のキャプテン・ アメリカを分析すれば、ヒーローの神髄とは何か解るかもしれないぞ!
『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』は10月14日(金)丸の内ルーブル他全国拡大3Dロードショー!
・『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』 - オフィシャルサイト
・「MOVIE ENTER × キャプテン・アメリカ」特集
【関連記事】
・アメリカ人の強烈な愛国心、ロサンゼルスにマーベル・ヒーローたちが大集結!
・上島竜兵が「出川には負けない!」と極秘実験でイケメンマッチョに変身
・スーパーヒーローが派手なコスチュームを着用する意外な理由
・ユージの前に立ちはだかったJOY「僕はAKBの高橋みなみを守る」
・“和製キャプテン・アメリカ”の誕生を追う
- 前へ
- 3/3