韓国で18日、18才の高校生がマンションで飛び降りて自殺した60代女性の遺体を性暴行した事件が発生した。衝撃的なニュースは同国で大きく報じられ、ポータルサイトでも同話題へのアクセスが集中している。

 報道によると、遺体を性暴行した容疑がかかっている高校生はマンションの花壇に女性が倒れていると通報した張本人。CCTVの映像などから女性が自殺したという証拠も確実なものだが、遺体の服が脱がされていたため、警察は容疑者に発見当時の遺体の状態を確認した。容疑者の記述が怪しいことに気付いた警察が追及した結果、容疑者は犯行を自白したという。

 警察は同日、国立科学捜査研究院に検案を依頼し、遺体が性暴行された事実を確認し容疑者を拘束。警察の調べで、高校生がゲームの途中で散歩しようと外に出た際に遺体を見つけたことや刃物で遺体を刺し、性暴行を加えてから警察に通報したことなどが判明した。

 さらに、容疑者の高校生が遺体を性暴行した理由も徐々に明らかになっている。警察の調べに対して容疑者は「1年生から同級生から理由もなく暴行を受けていた」とし、性暴行の理由については「どうなるか見たかった」と興味本位で犯行に及んだと陳述、罪意識も見られなかったという。警察は精神的に問題がないかも含めて調査を進める方針だ。

 韓国メディアは「驚愕事件」「衝撃事件」「猟奇事件」などと続々と同話題を伝えている。ただ、容疑者が未成年で精神的な問題が見つかった場合、軽い処罰で済む可能性が高いという。(編集担当:金志秀)