5日に行われたチャンピオンズリーグ準々決勝第1戦のインテルとシャルケの試合は、アウェーのシャルケが5−2で勝利した。試合後、イタリア「スカイスポーツ」のコメンテーター、マウリツィオ・コンパニョーニ氏は大敗したインテルについてコメントし、長友佑都を先発起用しなかったレオナルド監督に苦言を呈している。

「インテルは選手個人や戦術的なミスが多かった。昨シーズンのような堅守がないね。ミラン戦とシャルケ戦で8失点もしている。守備では何もできていない」

「前線の選手が守備しない? 真の問題は別にあるだろう。ワルテル・サムエルやルシオがいれば、2ゴールを決めたエドゥの身体能力には困らなかっただろう」

「重要なのは中盤。アンカーにチアゴ・モッタを置くのは間違いだ」

「シャルケは内田篤人ら若い選手が活躍したね。ハビエル・サネッティはサイドバックではダメだ。長友が同ポジションに入り、サネッティを一つ前のポジションで使うのが有効だろうね。長友は日本代表の主力だ。内田と対峙させるなら、長友の方が良い。なぜ、長友を起用しなかったのか、理解できない。イタリアでは勇気のある選択をしない傾向がある」

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