恋に自由なOLが、本当の幸せを求めて奮闘する痛快恋愛活劇、『婚前特急』。本作でタイプの異なる5人のオトコたちと器用に付き合うヒロインを演じた人気女優の吉高由里子が、劇中で“交際した”5人のオトコたちを例に挙げ、イイ男、そうでもない男を査定するとともに、交際率、結婚率が減少傾向にある若者世代に向けて、吉高流の意見を語ってくれた。

まず、吉高が高い評価を下した男は、レストアバイクショップを経営する出口道雄(青木崇高)だ。「出口は、凝り性で飽きっぽい人だけれど、新しいモノをすぐに見つけてくる。新しい刺激を与えてくれる人って、何かしら影響を与えてくると思います」とベストに選出した理由を説明。確かに出口の好奇心には、つられて自分も向上できそうなパワーがある。一方、ナシのタイプは、5人の外側にいる、吉高演じるチエの後輩・堀アキラ(宇野祥平)だ。「現実にこんな部下がいたら、イラッとすると思います(笑)」とマイナス評価を下すが、自分より年齢が上なのに仕事がまるでできない堀アキラを観ていると、もどかしさを覚えるのも無理はない。イイ男であるためには、それなりに努力を重ねる必要がある。

多重交際を経たチエは本当の幸せを求め、結婚に向かって奔走するが、そんな彼女を通して吉高自身も結婚について考えるきっかけになったとか。「他人と結婚して子どもが生まれて……不思議な感じがしますよね。そして、その子が冷静に状況を見つめている」と結婚生活の本質に立ち返った上で、「何が怖いって、自分の子どもが何を考えているのかが怖いですね(笑)。自分が冷静にオトナたちを見ていた側だったので、余計にそう感じます」。確かに結婚生活は、子どもに査定されている側面も否めない。実際、吉高自身も子どものころは、「わりとオトナたちに囲まれて過ごす環境で育ったので、いろいろな家の事情や状況を見る機会が多かったですね」とのことで、よく知っている分、軽く考えられないのだ。

世の傾向としても、交際率、結婚率が低下気味だが、吉高は、「人生の選択肢が増えたからだと思います」と現状を分析した上で、「でも、お互いに生活を何年も重ねることが大切で、肉親という言葉が深い意味を帯びますよね」と含蓄あふれる意見をコメント。吉高自身も、「人生で一度は結婚してみたい」とか。『婚前特急』で、結婚について考えてみては?

映画『婚前特急』は、2011年4月1日(金)より、テアトル新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国ロードショー。



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