フランスの人気サッカー誌「So Foot」が18日、ウェブサイトで「日本サッカー界最初の大スター」中田英寿氏が「自身の知名度を役立て、日本の支援に乗り出すことを決めた」と報じた。

 同誌は、中田氏が滞在中の北京から発した「イタリアなど欧州でプレーする日本人選手を集め、イタリアのいくつかのクラブに協力を求めて、チャリティーマッチを企画できないか」とのアイディアを伝えている。

 中田氏は「ローマやパルマ、ボローニャ」といったかつて自身が在籍していたクラブの名前を挙げて「コンタクトをとっていく」とし、「近日中にこのイベントのプロモーションをするサイトを立ち上げる。日本国民に具体的な貢献をしたい」と語った。

 同誌は中田氏のプランについて、とくに震災後より多くの注目を集めているインテル・長友佑都選手からのバックアップに大きな期待をもてるだろう、と結んでいる。