30日、サッカー・アジアカップ決勝戦では、日本代表が準決勝の韓国戦に続く延長戦を戦い、長友佑都の正確なクロスから放たれた李忠成の劇的なボレーで1点をもぎ取り、古豪オーストラリアを破って4度目の優勝を飾った。

同日、テレビ朝日「サンデー・フロントライン」には、元日本代表でサッカー解説者の福田正博氏が出演。浦和レッズ時代のラストイヤー、2002年に一年だけチームメイトになった長谷部誠についてコメントした。

「藤本選手に替えて、岩政選手を投入したことによって、サイドバックであった長友選手が前に出たんですね。これによって、より長友選手のスタミナとスピード、技術とかが活きた」など、主力選手の活躍を解説した福田氏は、小宮悦子アナから「長谷部選手のキャプテンシーがずっと光ってましたね」と言われるや、「長谷部と一緒にプレーして、18歳の時から知っているんですが、入ってきた当時はちょっとオドオドした感じがあったのです。今見る限りでは、本当に堂々とした対応ですか、また、キャプテンになって一段と冷静に言動がしっかりしてきた。頼もしいですね」と語る。

これに、小宮アナが「コメントも堂々としてきたような気がする」と続けると、「あんなコメントをするような選手じゃなかったんですけど。サッカーっていうのは、もともと大人にしていくと言われているんですが、まさにそういう感じですよね。18歳の時から知ってますけど、子供だった彼が今や本当に大人になってきた。頼もしいですね」と述べ、後輩の活躍を喜ぶ福田氏であった。