2000年に発売したシングル「LADY MADONNA〜憂鬱なるスパイダー〜」でのデビューから、今年4月21日で10周年を迎えるLOVE PSYCHEDELICO。デビュー10周年を前に約6年半ぶりにドラマタイアップとして、4月13日21時よりフジテレビ系で放送開始となる上戸彩主演のドラマ「絶対零度〜未解決事件特命捜査〜」のオープニングテーマとメインテーマを担当することが決定した。

 共同テレビジョンの森安プロデューサーが、デビュー当時からLOVE PSYCHEDELICOを聴いていたことから、ドラマの企画段階で「メインテーマはLOVE PSYCHEDELICOの『dry town』がイメージ」とオファー。「dry town」が、2002年発表の楽曲(セカンドアルバム「LOVE PSYCHEDELIC ORCHESTRA」収録)であったことから、ドラマとLOVE PSYCHEDELICOのコラボレーション感をより深くするために、「dry town」のドラマヴァージョンの制作を依頼した。

 LOVE PSYCHEDELICOの二人も非常に喜び、森安プロデューサーの希望である「dry town」をドラマ用にリメイクすることを快諾。ドラマ用に新曲を書き下ろすのではなく、既発楽曲をドラマ用にリメイクしてメインテーマに起用するのは非常に稀なケースであり、併せてオープニングテーマとして最新アルバム「ABBOT KINNEY」から「Shadow behind」の起用も決定。5月19日には「Dry Town〜Theme of Zero〜」「Shadow behind」の他、「freedom〜Live Version〜」の全3曲収録したドラマタイアップシングルを発売する。

 KUMI(ヴォーカル&ギター)は「今回ドラマのプロデューサーの方から『dry town』をテーマ曲として使いたいとオファーをいただいた時点で、映像作品に合わせた世界観で新たにイチから録り直そうと思い少しお時間をいただいたんです。映画やドラマという芸術作品に自分たちの作品が使われる機会のひとつひとつを私達は大切にしたいから。」とコメント。NAOKI(ギター)は「10年近い月日が流れて、こうして曲にまた新たな命が吹き込まれる事を光栄に思います。映像作品という事を意識してオーケストラを取り入れたサウンドに挑戦しようと思っているいので、これまでのラブサイケデリコサウンドとはまた違うかも。」と述べている。

 3月24日からは、LOVE PSYCHEDELICOの全シングル11アイテムが日本と韓国で、全オリジナルアルバム5アイテムが日本・韓国・台湾・欧米でiTunes一斉配信を開始。6月からは2007年10月以来約2年半振りとなる全国ツアーが開催となり、チケットは全会場完売となったため、急きょSHIBUYA-AXにて追加公演が決定している。

森安彩プロデューサーコメント
LOVE PSYCHEDELICOさんは、10年前のデビューの時からいつかドラマでコラボレーションしたいと思っていました。今回、『絶対零度』という未解決事件をテーマにした作品を企画したとき、自然と頭に浮かんできたのが『dry town』のサビのメロディでした。この曲は、時空を超えて起きる未解決事件の哀しみ、切なさ、そして事件解決による解放感など複雑な感情を表現してくれていました。そこで、8年前の作品でしたが、是非メインテーマとしてお願い出来ないかとご提案しました。

LOVE PSYCHEDELICO 2010“ABBOT KINNEY”CONCERT TOUR
6月26日(土) 福岡DRUM LOGOS
6月27日(日) 広島クラブクアトロ
7月02日(金) なんばHatch
7月03日(土) 名古屋ダイアモンドホール
7月08日(木) SHIBUYA-AX
7月10日(土) 渋谷C.C.Lemon ホール

LOVE PSYCHEDELICO ニューアルバム「ABBOT KINNEY」特集
上戸彩 - アーティスト情報

『絶対零度〜未解決事件特命捜査〜』 - とれたてフジテレビ