インテルからマンチェスター・シティへ移籍したMFパトリック・ヴィエラが、母国フランスのリヨンを批判した。11日のブラックバーン戦を前にファンにお披露目された同選手は、インテル退団が確実となったときに、リヨンが関心を示していると語ったことを非難したのだ。同選手によると、実際にはリヨンに関心はなく、「チームのスポーツ面の困難を隠すために」つくり上げたものだという。ヴィエラは「これは僕に対する敬意を欠いている」と不満をあらわにした。

だが、リヨンのクロード・ピュエル監督は、「こういう選手を我々がリスペクトしているのは当然のことだ。ヴィエラは悪いアドバイスをされたんだろう。彼の取り巻きが何を話したのか、彼に何を信じさせたのかは知らない。だが、判断するためのすべての要素は知らないと思う」とコメント。「リヨンがヴィエラとの直接のコンタクトについて、何か特別な発言をしたとは思わない。常にメディアがほのめかしたものだ。いずれにしても、私にとっては何も起きていないよ」と反論している。

なお、マンCはブラックバーンに4−1と勝利し、ロベルト・マンチーニ監督は4位浮上を果たしている。そのマンチーニ監督について、イタリアの女優ロリー・デル・サントさんは12日、現役時代にサンプドリアでプレーしていた際に、同監督と関係があったことを告白している。