その点、「負け犬」でも開き直り、楽しい仕事仲間いっぱいに囲まれている南野陽子はこれからは一皮剥けた女優として期待がもてる。優等生のイメージの「枠」がはずれ、いろんな役に挑戦できるであろう。多くの独身アラフォー女性の支持を勝ち取り、これからも”我が道を行く”ナンノは立派な「勝ち組」だ。

今回の勝負も甲乙つけがたいが、あえて白黒をつけるなら、南野陽子に軍配が上がるか。バブル世代を謳歌し、不況と言われる今日でも常に貪欲に無限の可能性を模索し続けるアラフォー世代。その象徴ともいうべき南野の姿勢は、「無難な主婦タレント」の枠におさまりけして「冒険」しようとしない菊池桃子よりも我々に希望を与えてくれる。

ともあれ、大好きだった故人の本田美奈子や岡田有希子と同世代のアイドルで、“心身共に健康”な二人を見ていると同じアラフォーの記者も元気がもらえる。彼女達に比べ最近の若いアイドル達は「できちゃったスピード離婚」や、「失恋による薬物依存」など不幸な傾向にありがちだ。

その“逆”を行く二人は、それぞれしっかりとした人生を歩んでいる。

(編集部:宇佐木野ミミ)

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