操作性は、ツールバーからフォントやサイズの変更、太字、斜体といった文字飾りを設定するなど、基本的にWordと変わらないので、とまどうことなくデータを作成できるだろう(画面9)。
画面9 とまどうことなくデータを作成できるだろう
データを作成したら[保存]、または[保存して閉じる]をクリックして保存する(画面10)。元の画面に戻ると、保存したドキュメントが表示される(画面11)。これをクリックすれば再度ドキュメントを開いて編集することができる。
画面10[保存して閉じる]をクリックして保存する画面11 保存したドキュメントが表示される
「Googleドキュメント」には、文書のほか、プレゼンテーション(画面12)、スプレッドシート(画面13)も用意されている。必要に応じてドキュメントを開いて作業をしよう。
画面12 プレゼンテーション画面13 スプレッドシート
●既存のファイルを利用する
「Googleドキュメント」は、DOC、XLS、ODT、ODS、RTF、CSV、PPT などのファイル形式をサポートしている。これらのファイルを利用するには、アップロードする必要がある。
[アップロード]をクリックし(画面14)、[コンピュータからファイルを選択する]でアップロードするファイルを指定する。[参照]をクリックしてファイルの一覧から選択するのが便利だろう(画面15)。
画面14[アップロード]をクリック画面15[参照]をクリックしてファイルの一覧から選択するのが便利
[ファイルをアップロード]をクリックすると(画面16)、ファイルがアップロードされ、ドキュメントが開く(画面17)。
画面16[ファイルをアップロード]をクリックする画面17 ファイルがアップロードされ、ドキュメントが開く
●ドキュメントを共有する
ドキュメントは、他のユーザーと共有することもできる。仕事で利用するドキュメントなどを、関わっている複数人でリアルタイムに見ながら編集していくことも可能だ。
ドキュメントを共有するには、[共有]をクリックし、[他の人と共有]を選択する(画面18)。相手側もドキュメントを編集できるようにするには[共同編集者]を、閲覧するだけにするには[閲覧者]を選択し、相手のメールアドレスを入力して、「○○を招待」をクリックする(画面19)。
相手に送るメッセージを入力し、[送信]をクリックすると(画面20)、メッセージが送信され、ドキュメントを共有できるようになる。
画面18[共有]をクリックし、[他の人と共有]を選択する
画面19 相手のメールアドレスを入力して、「○○を招待」をクリックする画面20 相手に送るメッセージを入力し、[送信]をクリックする
今までのデータも利用できる上、データを共有することで新たな使い方もできるようになる。こんな便利なウェブオフィスソフトサービスを活用して、仕事に役立てよう。
以下に代表的なウェブオフィスソフトのサイトをピックアップしたので、サイト選びの参考にしてもらいたい。
サイト名特徴Google ドキュメントスプレッドシートにはチャット用のパネルがあるThinkFree てがるオフィスオフライン版が販売されているOnSheet表計算のみ。iPhone/iPod touchでシートを閲覧、編集できる
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編集部:池田利夫+岡本奈知子(ジャムハウス)
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