●復元ポイントを作成する
復元ポイントは定期的に記録されるが、ソフトウェアやドライバをインストールする前の状態を復元ポイントとして記憶しておきたい場合もあるだろう。このようなときには、[復元ポイントの作成]を実行することで、その時点での復元ポイントの作成ができる。

自分で復元ポイントを作成する場合は、[復元ポイントの作成]を選択する(画面7)。
画面7[復元ポイントの作成]を選択
なお、復元ポイントを選択して実行する場合は、自動的に復元操作をする前の状態が保存されるので自分でポイントの作成を行わなくてもよい。

●システムの復元の保存
システムの復元は、コントロールパネルから[パフォーマンスとメンテナンス]−[システム]を選択し、[システムのプロパティ]ダイアログボックスで設定できる。

定期的に保存されたポイントを元に復元する訳だが、通常では復元に使うハードディスクの領域は対象のハードディスク総容量の12%が設定されている。ハードディスクの容量を有効に使いたいという場合は、割り当てる割合を減らすこともできる。たたし、減らすことにより過去の復元ポイントの保存できる数は減ることになるので、減らしすぎには気をつけよう。

対象のハードディスクを選択し、[設定]をクリックする(画面8)。スライダを移動することで、復元ポイントで利用するハードディスク容量の割合を調整できる(画面9)。
画面8 対象のハードディスクを選択画面9 ハードディスク容量の割合を調整
●セーフモードを起動するには
セーフモードは、最小限の機能でWindowsを起動するモードだ。常駐アプリケーションなどが動作しない状態で起動するため、常駐アプリケーションのインストールによる動作の不具合などは解決できる。セーフモードでも、[システムの復元]は利用できるので、システム起動できない場合は、セーフモードから実行してみよう。

セーフモードを起動するには、パソコンを起動したらすぐに[F8]キーを押す。すると[Windows 拡張オプション メニュー]が開くので、セーフモードを選択すればよい。

キーボードの矢印キーで[セーフモード]を選択し、[Enter]キーを押す(画面10)。
画面10 キーボードの矢印キーで[セーフモード]を選択
[F8]キーを押すタイミングが分からない場合は、起動した際ビープ音が鳴った直後くらいから連打してみよう。


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編集部:篠崎 哲(ジャムハウス)
制作編集:エヌプラス
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