『livedoor Blog』や『フレパ』、『mixi』などの、誰でも情報を発信して受け取ることができるコミュニケーションサイトが人気を博しているなか、情報発信という意味で不動の地位を築いているのが巨大掲示板『2ちゃんねる』だ。では、海外にも『2ちゃんねる』のような巨大掲示板はないのだろうか?『ニコニコ動画』の海外進出で注目を浴びている台湾には“台湾の『2ちゃんねる』”と呼ばれているサイトがある。それが、『ptt』だ。

『ptt』は「Professional Technology Temple」の略で、台湾の人々が思ったことを好きなように書くことができる掲示板となっている。『ptt』はもともと台湾大学の学生が情報交換のために使用していたもの。

livedoor トレビアンニュースの取材に『ptt』関係者はこう語る。「最初は台湾大学の学生だけでしたが、一般人も使用するようになり、どんどん利用者が増えていきました。いまは15〜25歳くらいの人たちが多く使用していますね。最近では、情報を仕入れたいマスコミのひとたちもチェックしたり書き込みしているようですよ」。

ただし、普通にブラウザから『ptt』を覗くことはできない。『PCManCB』というアプリケーションソフトが必要なのだ。また、台湾人も「かなりめんどくさい」というほど手間のかかる『ptt』IDの登録も必要なので、いまから登録して『ptt』を見たいという人は1時間は時間を要すると思っておこう(中国語がわかれば別だが)。

では、日本の『2ちゃんねる』と違いはあるのだろうか? 見た目やシステムは日本とかなり違うが、やっていることは一緒とのこと。とはいえ、日本の『2ちゃんねる』のように攻撃的な書き込みは少ないようだ。否定的な意見を書き込みしても、建設的な意見を述べることが多いのだとか。

ちなみにいま『ptt』で盛り上がっている話題は、動画共有サイト『ニコニコ動画』の台湾進出や中国の『YouTube』アクセス制限についてだという。
[詳細記]

参照:『PCmanCB』ダウンロード(Open Foundry)

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