秋葉原に名物"おでん缶"の後継商品として期待されている"らーめん缶"。既にこちらでも紹介したが、この"らーめん缶"に、新たなる展開が起きている。おでん缶の老舗として知られるチチブデンキが"らーめん缶"の販売を開始し、自動販売機による温かい"らーめん缶"の販売も開始している。
そこで今回は、チチブデンキ 小菅社長に新登場した"らーめん缶"についての話を伺った。
写真:"らーめん缶"を手に持つ、チチブデンキ 小菅社長
●発売するや否や大ブレーク!在庫切れが続く
"らーめん缶"が登場したのは、4月1日。チチブデンキでは、手続きの関係で4月13日から販売であったが、15日の昼には完売となった。16日に再注文を出して17日に入荷したが、それもすぐに完売した。20日に入荷したぶんも、すぐに完売となるブレークぶりだ。
小菅社長いわく、「久々の大ブレーク!」と、満面の笑みを浮かべて語ってくれた。"らーめん缶"の定価は消費税込みで315円だが、実売価格で300円(税込み)で販売されている。ちなみに、次回入荷は5月下旬の予定なので、今しばらくは"らーめん缶"にお目にかかれそうもない。
写真:チチブデンキの店頭
チチブデンキが"らーめん缶"を取り扱うことになったキッカケを伺った。
大ブームを呼んだ"おでん缶"も最近では売り上げが落ち着いてきており、"おでん缶"の代わりとなる商品を模索していたという。新しく登場した"やきとり缶"もヒットしなかったことから、試しに、"らーめん缶"を扱ったところ、飛ぶように売れて瞬く間に完売の大ヒットとなったという。
"らーめん缶"は、海などのでのアウトドアでも食べることから、夏でも売り上げが伸びると期待しているそうだ。
写真:"おでん缶"と"らーめん缶"の山に囲まれる、チチブデンキ 小菅社長
小菅社長は、醤油味と味噌味の両方を食したが、どちらも思ったほど出汁が濃くなく、食べやすいという感想を語ってくれた。麺はこんにゃく麺だが、大きな違和感もないという。どちらかといえば、味噌味のほうが、こんにゃく麺をうまく中和してくれているので食べやすいそうだ。
"おでん缶"の場合、常温でも美味しく食べられるが、"らーめん缶"は温かいほうが断然美味しいという話だ。販売店では、ウォーマーで再加熱しているが、家庭であれば、缶から器に移して電子レンジで加熱したり、缶の蓋を開けて湯煎する方法が良いという。
写真:札幌らーめん缶。左が醤油味、右が味噌味
●"らーめん缶"その誕生秘話 - 麺屋武蔵 山田店長が開発
"らーめん缶"の表記を見ると、東京都千代田区飯田橋の株式会社UMAI FUが販売しているが、製造者の表記はない。小菅社長によると、新宿で行列ができる人気ラーメン店として知られている「麺屋武蔵」の山田店主が新潟地震の際に「保存食として何かないものか?」ということで、"らーめん缶"を考案したという話を聞いているそうだ。
神田旅籠町会では、"らーめん缶"ではないが、講武稲荷神社の社殿の中に、災害に備えて"おでん缶"を備蓄している。"らーめん缶"は、"おでん缶"と同じ缶詰であるので、賞味期限は3年間と長く、非常食としても十分な製品である。今回の能登地震でも、"らーめん缶"が災害地に送られたという話があるという。
写真:講武稲荷神社。石丸電気本店の裏、リビナヤマギワの前にある
●スクープ新情報!夏バージョンの"らーめん缶"が登場する可能性も!
チチブデンキでは、4月27日から自動販売機による温かい"らーめん缶"の販売を開始しているが、完売の状態でゴールデンウィークに同店を訪れる人は、自動販売機の写真を撮影して帰って行く状況が続いている。"らーめん缶"は、年齢性別を問わず、幅広い層に人気があり、お土産目的の購入も多い。"おでん缶"もそうであるが、その場で食べてみたいという人は、ファーストフード慣れした若い人に限られるそうだ。
写真:"らーめん缶"の自動販売機
"らーめん缶"の評判だが、"おでん缶"と同様にリピーターも多く、「美味しかったので、また買いに来ました」「頼まれて、また来ましたよ」といったように、2度3度とチチブデンキに足を運ぶ人が多いという。人気商品が品切れでは、遠くから来た人もガッカリさせてしまうのでメーカーに増産を働きかけて品切れを解消し、このままの勢いで販売を加速させていきたいそうだ。
小菅社長によると、UMAI FUでは、"らーめん缶"の夏バージョンを検討中とのことだ。"冷やし中華缶"か、"冷やしらーめん缶"か、どちらになるかはわからないが、夏バージョンの"らーめん缶"がこの夏の話題となるかもしれない。
■こちらもオススメ!アキバ関連ニュース
・おでん缶の新たなる刺客!ついに登場した「らーめん缶」を試食してみよう
・アキバ名物「おでん缶」の秘密を探る -誕生から大ヒットの売り上げまで-
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・パソコンしながらマッサージ!超快感USBマッサージボールで極楽生活
・この指が決め手!できるハイテクビジネスマンの超効率作業アイテム"指マウス"
■チチブデンキ
編集部:関口哲司
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そこで今回は、チチブデンキ 小菅社長に新登場した"らーめん缶"についての話を伺った。
写真:"らーめん缶"を手に持つ、チチブデンキ 小菅社長
●発売するや否や大ブレーク!在庫切れが続く
"らーめん缶"が登場したのは、4月1日。チチブデンキでは、手続きの関係で4月13日から販売であったが、15日の昼には完売となった。16日に再注文を出して17日に入荷したが、それもすぐに完売した。20日に入荷したぶんも、すぐに完売となるブレークぶりだ。
小菅社長いわく、「久々の大ブレーク!」と、満面の笑みを浮かべて語ってくれた。"らーめん缶"の定価は消費税込みで315円だが、実売価格で300円(税込み)で販売されている。ちなみに、次回入荷は5月下旬の予定なので、今しばらくは"らーめん缶"にお目にかかれそうもない。
写真:チチブデンキの店頭
チチブデンキが"らーめん缶"を取り扱うことになったキッカケを伺った。
大ブームを呼んだ"おでん缶"も最近では売り上げが落ち着いてきており、"おでん缶"の代わりとなる商品を模索していたという。新しく登場した"やきとり缶"もヒットしなかったことから、試しに、"らーめん缶"を扱ったところ、飛ぶように売れて瞬く間に完売の大ヒットとなったという。
"らーめん缶"は、海などのでのアウトドアでも食べることから、夏でも売り上げが伸びると期待しているそうだ。
写真:"おでん缶"と"らーめん缶"の山に囲まれる、チチブデンキ 小菅社長
小菅社長は、醤油味と味噌味の両方を食したが、どちらも思ったほど出汁が濃くなく、食べやすいという感想を語ってくれた。麺はこんにゃく麺だが、大きな違和感もないという。どちらかといえば、味噌味のほうが、こんにゃく麺をうまく中和してくれているので食べやすいそうだ。
"おでん缶"の場合、常温でも美味しく食べられるが、"らーめん缶"は温かいほうが断然美味しいという話だ。販売店では、ウォーマーで再加熱しているが、家庭であれば、缶から器に移して電子レンジで加熱したり、缶の蓋を開けて湯煎する方法が良いという。
写真:札幌らーめん缶。左が醤油味、右が味噌味
●"らーめん缶"その誕生秘話 - 麺屋武蔵 山田店長が開発
"らーめん缶"の表記を見ると、東京都千代田区飯田橋の株式会社UMAI FUが販売しているが、製造者の表記はない。小菅社長によると、新宿で行列ができる人気ラーメン店として知られている「麺屋武蔵」の山田店主が新潟地震の際に「保存食として何かないものか?」ということで、"らーめん缶"を考案したという話を聞いているそうだ。
神田旅籠町会では、"らーめん缶"ではないが、講武稲荷神社の社殿の中に、災害に備えて"おでん缶"を備蓄している。"らーめん缶"は、"おでん缶"と同じ缶詰であるので、賞味期限は3年間と長く、非常食としても十分な製品である。今回の能登地震でも、"らーめん缶"が災害地に送られたという話があるという。
写真:講武稲荷神社。石丸電気本店の裏、リビナヤマギワの前にある
●スクープ新情報!夏バージョンの"らーめん缶"が登場する可能性も!
チチブデンキでは、4月27日から自動販売機による温かい"らーめん缶"の販売を開始しているが、完売の状態でゴールデンウィークに同店を訪れる人は、自動販売機の写真を撮影して帰って行く状況が続いている。"らーめん缶"は、年齢性別を問わず、幅広い層に人気があり、お土産目的の購入も多い。"おでん缶"もそうであるが、その場で食べてみたいという人は、ファーストフード慣れした若い人に限られるそうだ。
写真:"らーめん缶"の自動販売機
"らーめん缶"の評判だが、"おでん缶"と同様にリピーターも多く、「美味しかったので、また買いに来ました」「頼まれて、また来ましたよ」といったように、2度3度とチチブデンキに足を運ぶ人が多いという。人気商品が品切れでは、遠くから来た人もガッカリさせてしまうのでメーカーに増産を働きかけて品切れを解消し、このままの勢いで販売を加速させていきたいそうだ。
小菅社長によると、UMAI FUでは、"らーめん缶"の夏バージョンを検討中とのことだ。"冷やし中華缶"か、"冷やしらーめん缶"か、どちらになるかはわからないが、夏バージョンの"らーめん缶"がこの夏の話題となるかもしれない。
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■チチブデンキ
編集部:関口哲司
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