Googleがサービスを提供している写真共有・管理サイト『picasa』から、ANAの女性客室乗務員のプライベート写真が流出していることが発覚した。『picasa』は自分が撮影した写真をインターネット上にアップロードして保存することができるサービス。”全体に公開”する設定になっている写真は誰でも閲覧することができる。
本当は公開したくない写真でも、知らないうちに「公開」の設定にしてしまい、赤裸々なプライベート写真を掲載してしまうことがあるようだ。それゆえ、『picasa』などの写真を共有できてしまうサイトに写真をアップロードするときは、細心の注意をはらわなければならない。
今回流出してしまったANAの女性客室乗務員の写真は、社内で同僚と撮った写真や、ホテルの一室で下着姿になった写真など、多数存在する模様。これらの写真はインターネットで広く広まっており、もはや回収や削除ができない状態にまでなっている。このことについて、某ポータルサイトスタッフは当編集部の取材にこう語っている。
「写真共有サイトは多々ありますが、ディフォルトで写真を全員に公開する設定になっている場合があるので、そこは注意が必要ですね。とても便利ですが、ちゃんと使い方や設定を覚えてから写真をアップロードするようにすればいいと思います。ちょっと危機管理に関する知識が足りない人が多いですね」。
また、ANAの女性たちが備品を使って遊んでいるシーンの写真がいくつかあり問題視されそうだ。『2ちゃんねる』ではこの写真の流出にあたってお祭り状態となっており、「職場の充実ぶりを見せつけられただけだった」「社内の写真を勝手にupしてるだけで罪が重いとおもう」などのコメントが書かれている。
便利なシステムやサービスが開発され、世の中はとても住みやすく、そして過ごしやすくなってきている。しかし、便利さゆえに使い方によってはカンタンに大きなミスを招きかねない。とても便利なサービスだけに、よく使い方を把握してから使いたいものである（このニュースの元記事はこちら）。
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